🔯前編【信長のとなりの六芒星】これは過去の話ではない❗7,108字
ここは異世界だった⁉︎
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★ 信長のとなりの六芒星
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★ これは
☆ 過去の話ではない
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☆★ 【前編】 2024.8.10
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こんにちは
オジサンです。
(^O^)/
まさか、この世界が
そうだったなんて…
スピリチュアルな直感で
解き明かした物語へ
ようこそ。
『この物語も
フィクションであり、
実在の人物・団体とは
一切関係ありません』
タブン…
【1里】序
(某月某日)
今、自室のデスクいっぱいに広げているのは四六判とよばれる大判サイズの都市地図で、そこは「千年の都」として有名だった街。
縮尺率は1:32000、この場合「その値」は何センチになるのだろうか?
関数電卓に数式を入力すると、現れた答えは、
6.59659…
その長さ、およそ6.6cmを南北方向に定規で描いた。
色は「緑色」の油性ペンを使った。
他の直線は黒色や青色で描いてあったので、分かりやすく区別するために変えてみた。
ただし、描いたといっても地図に直接ではない。
その地図上には同じくらい大きな透明のビニールシートが重ねてあって、四隅はズレ防止のためマスキングテープで地図に固定してある。
しかも、理由があってビニールシートは2枚重ね。
地図の上にビニールシート、その上にもう1枚のビニールシートという状態。
その直線を描き終え、油性ペンを置いた私はデスクに広げたその大判サイズの都市地図の一点、6.6cmの北端部分を見つめた。
これが十年前ならばそのままハッキリ読めたかもしれない。
還暦間近の私は拡大ルーペを当て、その位置に何が存在するのか目を細めながら覗いてみた。
すると…
【2里】交
(某月某日)
それにしても長かった。
考えてみれば、この都市地図に隠された『その秘密』に気付くのに十年近くもかかったことになる。
「今度こそ、計算は正しいはず!」
描き終えたその「緑色」の直線を見て確信できた。
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