【#坂道アドベントカレンダー】令和にファンサイトを立ち上げる意味を考える
こんにちは、元乃木坂46の大園桃子さん推しで非公式のファンサイト「ももさいと」を運営している管理人です。坂道アドベントカレンダー3日目を担当させていただきます。よろしくお願いしますm(_ _)m
坂道ファンの皆さん、オタク生活を如何がお過ごしでしょうか。
私は2021年に桃ちゃんが乃木坂を卒業して、一時的に魂が体から離脱しかけましたが、その後にアパレルブランド「Philme」を立ち上げて活躍する桃ちゃんのおかげで何とか無事に現世を生きながらえております。
そんな亡霊オタクですが、今回のアドベントカレンダーでは少し過去を振り返って、自分なりの後悔のない推し活について触れたいと思います。
ファンサイトって何?
自己紹介やタイトルにいきなり「ファンサイト」と書いたので「なにそれ?」という方も多いかと思います。ここでいうファンサイトは、インターネット初期時代に多く存在した「ファン」が勝手に作る「サイト」のことを意味します。
Z世代の皆さんは想像がつかないかもしれませんが、いにしえの時代には会社の公式HPがない、というのは当たり前で、もちろん芸能事務所や芸能人のサイトもなかったのです。そこで、ファン達が集まって情報サイトを作るという風習が生まれました。
その後、公式サイトが作成されるのが当たり前の時代になり、令和となった今ではファンサイトはある意味、化石のような存在かもしれません。
なぜ立ち上げたのか?
公式サイトがあるのになぜファンサイトを立ち上げたのか?最初、そこには「自分が欲しいサイトだったから」という理由しかありませんでした。
乃木坂のようにメンバーが多く存在するグループの中で、推しメンだけの情報を得るというのは簡単なようで難しいことです。
公式のブログはフィルタできますが、今ではWebサイトだけではなく、X(旧Twitter)、Instagram、Facebook(実は乃木坂公式あり)とSNSに推しメンが散らばっています。さらにSNSも「公式」といっても乃木恋のようなゲームあり、各種アイドル雑誌などのメディアあり、音楽番組のものあり…とアカウントも様々です。
私の大好きな桃ちゃんだけを見たい…!
そんなエゴともいえる気持ちから立ち上げたのが「ももさいと」でした。
意味はあったのか?
先に結論から述べると、ももさいとを立ち上げた意味はありました。それは自己満足かもしれません。でも毎日のように桃ちゃんの情報をサイトにまとめて更新していく中で、桃ちゃん推しの方々に知っていただく機会が増えて、生誕祭や祝花企画など、桃ちゃんを好き!というたくさんの気持ちを元気玉のように集めて届けることができました。
生誕サイト
ちなみにこの生誕サイトの企画は今回「坂道アドベントカレンダー」を企画している410(しと)さんによるお話から実現したものです。
2020年、まさかコロナのような感染症が出てきて世界を変えるとは…しかしながら、逆にオンラインでの強みが出た年でもありました。桃ちゃんへの生誕メッセージを集めて生誕サイトで届けました。
祝花企画
最初は一人で出していたのですが、徐々に色んな方々と出すようになり、最後の卒業のときは何と460名の方々とお花を届けました。
繋がる想い
「ももさいと」をみて同じように推しメンのファンサイトを立ち上げる方々も増えました。ファンサイトは立ち上げるのも大変ですが、運営がとにかく大変です。更新が止まっているとメンバーに失礼なので、日々のメンテナンスが重要です。遠藤さくらさんのファンサイト「さくねっと」さんは更新がめちゃくちゃ大変だと思うのですが、そういった想いをずっと大切にされて今も日々情報をアップデートされていているので、とても尊敬しています(その他サイトも日々更新されているものがほとんどでホント皆さんすごいです)。
なお、今、私が把握しているものだと次のようなサイトがあります。
何が起きるかわからない世界
最後に(多分)初出しの画像を載せたいと思います。もう時効かな…?と。
コツコツ更新していた「ももさいと」は少しずつ見てくれる人が増えていったのですが、それが爆発的に増えたのは桃ちゃん自らモバメで発信してくれたことでした。
おそらく普通の流れではこんなことはしなかったんじゃないかと思います。コロナ禍になって緊急事態宣言が出て、握手会やライブが色々と中止になって…どこか孤独を感じる人が増えた中、ふと送られてきたモバメ。
「おうちで過ごす時間覗いてみて〜」
「ももこを沢山見られるよ♥」
と、あたかもファンに「コロナで大変な状況だけど、ももこをみて癒やされてね」と伝えてくれるかのようなメッセージ。
私はこのモバメを受け取った瞬間に、ああ、自分が日々まとめた大園桃子ちゃんの情報が自分以外の人にも役立つんだ…と思って涙が出ました。
普通だったらファンへの私信みたいに捉えられて色々気にしそうですが、無邪気に送るところが本当に桃ちゃんらしくて震えました。
追伸:お姉ちゃんへ
唐突ですが、私の姉は生粋のジャニーズオタクでした。私が「ももさいと」に人生の時間を惜しみなく注いだ姿勢は幼少期からオタクな姉をみて育った影響が大きいです。
そんな姉は2021年7月22日に突然他界しました。とんでもなく仲が良くて会うたびにお互いのオタクっぷりを語りあうような関係性だったので、悲しみは今も癒えません。昨今のジャニーズニュースをみるたびに心が痛みますし、お墓で報告するのがつらい(多分、天から全部みてるけど)です。
お姉ちゃん、推しメンが卒業しちゃったけど、その後アパレルブランド立ち上げて頑張ってるよ。めちゃくちゃお金つぎ込んでお洋服買ってるよ。お姉ちゃんにも着てほしかったなぁ。。とりあえずジャニーズの行く末は私が代わりに見届けるので、またいつの日かそっちで話そうね。