未来へ紡ぐ
年末に、神谷京介さんの書籍、「未来の言葉」を手に入れた。
神谷さんは、私の大好きな作家さんのひとり。
以前からいくつか、noteで小説を読ませていただいたことがあったけれど、神谷さんの紡ぐ言葉は、私にはとてもじゃないけど表現できない世界を描いている。
そんな神谷さんが作った本が、手元にやってきた。自分の書いた小説をカタチにしたい。それは、小説家を目指すものにとって、誰もが思う気持ちなんだと思う。
これだけ紙の本ではなく、電子書籍が読まれるようになったのに、それでもやっぱり紙の本は憧れだ。私も同じ。そうやって夢見ている。だから、その夢に着実に向かっている人を見ると応援したくなる。
年末年始の休暇にゆっくり読もうと思っていたのだけれど、意外とバタバタしてしまって、読めていなかった。
先日、心象風景さんのブックカバーをこの本にと思って購入し、そのカバーをして、神谷さんの「未来の言葉」を読んだ。
この本を読み終わって、感じたことがある。
それは、また読みたいってこと。
そして、もっと書きたいってこと。
こうやって、感じたことやあった出来事を言葉にするのは、決して記録のためなんかじゃない。
大切なことを忘れないように。
大切なことを伝えたいから。
未来へ言葉を残す。
未来へ言葉を繋いでいく。
なんで自分が書いているんだろうって思ったことは、一度や二度じゃない。だけど好きだからという気持ち以外、うまく言葉にできなかった。
この本を読んで、それがすーっと沁み込んできた感じ。それをうまく言葉にできないのだけれど、この本に出会えて、言葉にできない感情が少し輪郭を見せてくれた気がする。
誰にでも書けるものじゃない。
神谷さんのこの小説に出会えて、本当によかった。
大切なことが、心で感じられる一冊。
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2021.3.18