この街で想いを綴る
noteを始めてから、1年と2ヶ月がすぎた。
最初始めたばかりのころは、思うことを書けるだけでよかった。今までの自分が綴ってこなかった場所で、新しい出発をする。そこに意味があった。伝えたいものを自由に書くだけでよかった。
noteを知る前の私にも、ちゃんと居場所はあった。多分、待っていてくれる読者さんもいたはずだし、大切な仲間もいた。その仲間たちは、私の居場所が変わったとしても、私が書き続けることを待っていてくれるし、望んでくれている、と思う。書くものが、小説ではなくなったとしても、信じていてくれている、と思う。
小説家になりたいという想いに変わりはない。だけど、かつていた場所に、もう私の居場所はない気がする。書くことはどこでもできる。「私の書くもの」ではなく、「私が書くもの」を待っていてくださっている方がいるのなら、私の居場所は、どこにだってある。どこにだって作れるのだ。
いつかこのnoteという街にも、私の居場所はなくなってしまうのかもしれない。それでも私は、これからも変わらずに私なのだ。「私が書くもの」を待っていてくださる方がいる限り、どこで何を書いても、私は百瀬七海でいることができる。
そう思わせてくれたnoteとの出会いには、とても感謝している。
ひらやまさんの下記の企画に参加しています。
2020.3.28
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いつか自分の書いたものを、本にするのが夢です。その夢を叶えるために、サポートを循環したり、大切な人に会いに行く交通費にさせていただきます。