好きをずっと抱えたまま

ほんの少しのすれ違いは、ふたりの運命ですか?
それとも、ほんの少しの歩み寄りがあれば、ふたりの運命は変えることができましたか?

9月から12月まで、上記のような企画を開催しております。

今日は、この企画に参加してくださった、心音さんをご紹介します。

恋が始まるのは、いつも突然。それを予期することができるのなら、もう少し上手に恋をできるのになって思うことがあります。

近づくきっかけは、作ろうと思えばいつでも作ることができた。でも、それには勇気が必要。今のふたりの関係を壊してしまうかもしれない、そんな勇気はなかなか持てない。

だけど、やっぱり縁のある人とは、なんどでも巡り会えるんだと思います。そのときは離れるしかなかったとしても、たとえば望むようなカタチではなかったにしろ、人と人との縁は、そんなに簡単に繋がれるものでも、そんなに簡単に切れるものでもない。

想いが募れば募るほど、この曲のメロディーでもある「心から好きなの」と、口ずさみたくなる。
切なく募るだけの想いを、うまく言葉にできなくて飲み込む。ひとこと、なにかを変える勇気があれば、同じ道を歩いていけたのかもしれないけれど、その勇気が持てないのもまた運命なのかもしれない。

でも、こんな風に「心から好きなの」と伝えたくなる相手がいて、その相手とほんの少しの間でも同じ時間を共有できたことはとても素敵で、いつまでも胸に生き続ける。

大好きで大切だったからこそ、言えなかった言葉はあって、それを言わなかったことで後悔をしたことがあったとしても、きっと本当に縁のある人とは、また出会える。

恋だけがすべてじゃない。好きだからこそ、大切にしたい関係がある。

心音さん、ご参加いただきありがとうございます。

2020.12.29

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百瀬七海
いつか自分の書いたものを、本にするのが夢です。その夢を叶えるために、サポートを循環したり、大切な人に会いに行く交通費にさせていただきます。

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