本名を褒められることが多いのですが、たぶんこれってすごいことですよね?
私の名前、水村桃夏っていいます。本名です。
いきなりなんだって感じですが、最近この名前を褒められることがすごく多いんです。だから、短めに私の名前のことをお話してみます。
自己紹介のとき、私は「ももです!」とだけ言い続けています。
自分の名前が嫌いなわけではなく「どんなに怖いおじさんと仕事することになっても、相手が『ももちゃん』って呼んでくれたら怖くないのでは?」と思った故の防衛策です←。
苗字を伝えたら絶対に苗字で呼ばれちゃうから、あだ名しか伝えなければ良いんじゃん?ってね。
皆さんにも「もも」と呼んでもらいたいので、このnoteを読んだ上で普段から「水村さん」って読んでくる人がいたら心の扉を閉ざします。気をつけてください。
でも最近、名刺交換をしたときや本名を教えた人に「え、なんかすごく良い名前ね」と褒めてもらう機会が多いのです。私も「たしかに言われてみれば…!?」と、満更でもなかったりします。
だってこの20年以上、そんなことを考えたことは一度もなかったんです。
「ももか」は割と私の年代に多い名前で、まわりにはしぬほど「ももちゃん」がいました。(小さい頃通ってた20人くらいのテニスクラブには、5人ももかちゃんがいた)
ありきたりだな〜と思っていたし、かわいい名前の子に憧れて改名するなら何かなって本気で考えた日もあります。
フリーランスとしての活動名も、何度も考えました。
自分の名前が素敵だなんて考えたこともなかったことがあるけど、それに気づくことができたのは、些細なことを口に出して褒めてくれるやさしい皆さんのおかげです。ありがとうございます。
そんなこんなで、私は最近自分の名前をすごく好きになれています。嬉しい。
だってなんか……すごい爽やかでかわいいじゃん!?!?((
水と夏に、村と桃が挟まれてる。
なんか、イラストにしやすそうだよね。
Water Village Peach Summer だし(?)
こんな話を高校のときの後輩ちゃんにしたら「私も思ってました!!!!だって、水と村と桃と夏、ですよ!?」と5分くらい良さ……たぶん良さ。を語ってくれた。恥ずかし。嬉し。
ここで1つ自分の名前の由来でも話せれば良いのですが……
由来はないんですよね。これ以上書けることがないんです。つらい。
というのも、実は私は生まれるまで男の子だと思われており「斗真」という名前がついていたのです。(かっこいいよね、生田斗真やん。絶対イケメンになるじゃん)
だから生まれたときに一同「あれ?」と首をかしげ、そこから30分で父が考えたのが「桃夏」という名前です。
「人に覚えてもらいやすい名前にしたくて、ももちゃんはすぐに決まった。そこから漢字の画数や意味を考えてこうなった」とのこと。
ちなみに特徴的なのはももかの「か」が「夏」なところだと思うのですが、これは単純に私が8月生まれだかららしい。
あぁ、冬生まれじゃなくてよかった!(笑)
そんなわけで、水村桃夏は30分で思いついた「桃夏」という名前が、たまたま「水村」という苗字にくっついたことで生まれた名前なのです。
でも父、なかなか才能があると思いません?「神宮寺」とか「九条」とかいかにも品格のある苗字でもなければ、難しい漢字を使っているわけでもないのに、ここまで人に褒めてもらえるってなかなかすごい。
この間の父の日は何にもしなかったので、今度誰かに名前を褒めてもらったらケーキでも買ってあげようかな。
(写真は掘り出したももさん、当時たぶん6歳)
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