わたしの名前
私は父の名前から付けられました。仁美。父は仁史。弟も父の名前から付けられ、仁。
このことは小学生の私にとって、とてつもなく誇らしいことでした。なので、作文にも書いた記憶があります。今の時代にこんな名前の親子っているんでしょうか？８０年代に流行っていたのでしょうか？(笑)
名前は父が決めたそうです。私は生まれた時から目が大きくて、瞳と掛けたということも聞いていました。
２０２１年現在、父と弟は亡くなっています。私は書道をするとき、最後に小筆で自分の名前を書くときにいつも弟のことを思い出します。途中まで弟の名前だからです。他界した年に書道を習っていたので、せつない気持ちだったことを思い出します。あれから書道はしていません。
私は、自分の名前を見るたびに父と弟が私の中にいるんだと感じてしまいます。でも、二人の分まで生きようとは思いません。私は最強！わたしと含めて３人のパワーが漲って生きてるって感じます。危険なことがあっても助かる自信があるし、自分が好きなことに夢中になれます。見守ってくれている二人がいるから。
今、小学生の自分と同じ気持ちです。書道もそろそろ再開したいと思います。