「自分は何者なのか」を棚卸し
今日は朝から、久々にコーチングを受けて、コーチと一緒に自分の目指したい姿と”今”何をするべきなのかを整理しました。
その夢を叶えていくために、そもそも”自分の得意”ってなんだっけと思いまして。ひとまず自分のこれまでを棚卸しする!ということを自分の中でのファーストステップにしたんです。
そして、せっかくなのでnoteに書こうかなと。
私には、”取材ライターになりたい”という夢があります。そのゴールは変わらない。けど、どうやって叶えていけばいいのかが分からずずっとモヤモヤしています。毎日、本業の残業に追われ、体力・気力が消耗する中で具体的なアクションが取れないままに、そのなりたい姿は、ずっとぼんやりとした夢のような形で私の頭の片隅にいつもいました。
今日のコーチングでは、「なぜ取材ライターになりたいのか?」「そのためのスモールステップは何なのか?」をコーチに問われました。
「なぜ取材ライターになりたいのか?」
そもそも、なぜ取材ライターになりたいのか。
それは、普段自分が普通に生活しているだけでは知ることのできない新しい世界や視点に興味があるし、おもしろさを感じるから。それを知ることが、自分の人生観に変化をもたらしてくれると思うし、記事にすることで、読んでくれた方やインタビューを受けてくださった方の心が少しでも動くといいなと思っているから。
薄いですかね。どうですか。今日のところは、頭のぼんやりを言葉にするとこんな感じが精一杯です。
あと、やはり自分の中で”インタビューが好きだ”と確信したのが、昨年、ご協力いただいた「読書珈琲リチル」さんでのインタビュー。一方的にお願いさせていただき、ありがたいことにひとつ夢を叶えることができました。
インタビューの時間も、こんな機会がなければ聞けなかったような本当に面白くて興味深いお話をたくさんしてくださり、楽しくてあっという間に過ぎてしまいました。(宮地さんありがとうございました)
さて、夢に近づくためのファーストステップの話ですが、今日の本題「自分の棚卸し」として、自分が今まで何をしてきたかをまずは書き出してみようと思います。”得意を活かせるライターになりたい”という思いもあって自分の「得意」・「好きなこと」を過去の自分から見つけ出そうという魂胆です。
自分は何者なのかを棚卸し
まず幼少期からどんな経験をしてきたかを書き出していきます。今日はひとまず、大学生時代くらいまでを、とりあえず振り返ってみようかなと思っています。
ヤマハでエレクトーンを18年間習う
ヤマハでエレクトーンを2歳から19歳まで習っていました。気付いた時にはエレクトーンに座っていたという記憶です。習い始めた理由を母に聞くと「自分の友達が欲しかったから」とのこと。
エレクトーンは、大学進学と同時にやめてしまいましたが、たまに無償に弾きたくなります。一人で音楽を作り上げたり、リズムに乗って曲の世界観に没頭できるのが私が思うエレクトーンの魅力。(地区代表として東海地区大会へ2回出場経験あり)
何度も、本番で頭が真っ白になって弾けなくなるという悪夢を見てきましたが、本当にクリスマスコンサートでやらかしたこともあります。暗譜していたはずがいきなり頭が真っ白になって弾けなくなり、虚しくリズムだけが流れ続けました。見守ってくれていた先生の方が驚きで息ができなくなっていたかもしれません。私も放心状態でしたけど。
近所の習字教室に週1で通う
習字教室には小学校の間の6年通いました。教室ではその日のテーマが与えられ、先生から合格がもらえるまで何度も練習するスタイル。私の中では結構好きな時間でした。そのおかげで学校ではよくクラスの代表作品として展示会?のようなものに選んでいただきました。
バトン・ダンスに週1で通う
バトンとダンスのスクールに小学4年生から6年生まで通っていた記憶です。踊ることは大好きでしたが、バトンは突き指が怖くて全然上達しませんでした。(エレクトーンを弾くのに支障が出るため)あまりいい思い出はないですか、リズム感やダンスで体を動かす感覚を身につけることができたのはよかったなと思っています。
スイミングに週1で通う
水泳も小学校の間、6年通い卒業しました。一回転するターン(壁を使って向きを変える技?)が苦手で数回試験には落ちました。当時、祖父の住む名古屋に遊びにいくたびに、市民プールに連れて行かれクロールの特訓を受けていました。ちなみに祖父はおそらく水泳のスクールなどは通っていませんでしたが、自己流でクロールなどを習得していて、当時すごいなと思ってみていました。最後の最後まで学ぶことに貪欲だった大好きなおじいちゃんとの大切な思い出です。
NOVA(英会話レッスン)に週1で通う
小学2年生から中学1年生まで近所のジャスコにあった英会話スクールNOVAに通っていました。NOVAが事件を起こす前の話です。私の英語の発音はこの時の経験がいきているような気がします。(とはいってもネイティブのような発音ではないですが。笑)
当時の私は文法や単語などまったく知識がない状態で外国人の先生と会話をするわけで、英語の文字が頭に浮かばないままに、英語の音の響きだけで理解したり話したりするしかない。正直苦しさもありました。ただ、英語が話せるとかっこいいという憧れだけをモチベーションに頑張っていました。
中学校で英語の勉強が始まってはじめて、このフレーズはこういう文字が並んでいたんだ!と知った時は、なんだか不思議な感覚でした。英語は今も好きですし、大学もご縁があって英語系の学部に進学しました。大学の卒業論文も英語で書き上げましたし、社会人の今でも英語が役立つ場面はたくさんあります。
中学2年生のときに全国作文コンクールに出場
今回noteを書いていて、中学校の夏休みの宿題で書いた読書感想文を評価してもらい作文のコンクールに出場したという経験をふと思い出しました。どんな本だったのかは残念ながら覚えていませんが。
ただ、なぜだかひとつ記憶に残っているのが「刺激的」という言葉を作文の中で多用していた私に、当時の国語の先生が、他の言い回しを何個か提案してくれたこと。とにかく私はその本を読んで、いろんな「刺激」を受けたんだと思うんですよね。でもよく分かりませんがそのアドバイスが私の中ではとても恥ずかしかった。なぜだかは分かりませんが。
全校生徒の前での作文の読み上げ、コンクールでの朗読という貴重な経験をした当時の記憶もうっすらとですが少しずつ蘇ってきました。この時から文章書くことが好きだったのか、または褒められたから嬉しくなって好きになったのかは分かりません。
勉強をしまくる(小学校〜中学3年生まで)
とにかく勉強が大好きでした。これは中学校卒業までの話ですが。事前に予習をすることで学校では分からない問題がなかったほどにまで勉強を極めました。朝も早朝4時ごろから勉強していた時期もあります。これは先生に恵まれたのがとても大きいですね。ですので学校の先生になりたいと思っていた時期もありました。(大学では中高の英語の教員免許を取得しました)
ただ、高校に入って周りのレベルについていけなくなって、勉強がどんどん楽しくなくなってしまったのです。落ちこぼれってやつです。試験前に覚えることが多過ぎて勉強の仕方すら迷子になってしまって。笑
あとは、ハンドボール部に入っていたこともあり、体力的にきつくて勉強ができなかったという理由も、言い訳がましいですが少なからずあったような気がします。ただ、運動部でも勉強できる人は周りにたくさんいたわけで。そんなことは言い訳にならないこともよく分かっています。
大学4年間はアカペラサークルで青春
ハモネプ全盛期。名古屋大学のJP−actで4年間アカペラーをしていました。ハモネプが大好きな友達について行った体験会で、勢い余ってそのまま入部。振り返っても、本当に楽しい4年間でしたし、とても濃い経験ができたと思っています。アカペラ最高です。
一方で、当時の状況はなかなかにシビアだと感じていました。アカペラは基本的に6人グループで活動するのですが、歌が上手い同期や後輩が先輩にグループに誘われているのを見ると焦りました。それでも自分にできることを探して、アカペラの楽譜を書いてみたり、自分でバンドを作ってみたり、ライブの運営チームに立候補してみたり。楽しさが大半を占める一方、そんな感じでどこかもがいていた自分もいました。
ありがたいことにライブ運営もとても勉強になったし、そのおかげで今の会社にも入ることができたのではないかとも思っています。(会社の面接で「学生時代頑張ったこと」としてアピールしました)そして、他大学の素敵な友達にも出会うことができました。今でも嬉しいことに交流があって、一生大切にしたい友達です。あとやっぱり私は音楽が好きだな〜と再認識しました。
オーストラリアに短期留学
大学2年生の時に2ヶ月間オーストラリアのメルボルンに短期留学しました。さまざまなトラブルもありましたが、色んな国から来ているクラスメイトと毎日遊んだり、ホストドーターと夜な夜なバンドセッションを楽しんだり、余すところなくメルボルンステイを満喫しました。
今でもホストファミリーともたまに連絡を取り合ったり、クラスメイトで仲良しだったタイ人のRoseちゃんからも忘れた頃に連絡が来たりなんかして、細々と交流が続いていることも嬉しいです。留学中に彼女にはすごく支えてもらいました。今では子供を2人育てるパワフルママになっていてすごいなと思います。また会いたいな。そのためには英語力はある程度キープしておかないとと思っています。
自分の記憶を呼び起こしながら、印象深いことを中心に書き出してみましたが、これらの過去エピソードから、自分の「好き」や「得意」にちょっとした共通点を見出せた気がします。
自分を棚卸しした結果
大学生時代までの過去を振り返った結果みえてきた自分の「得意」や「好き」のちょっとした共通点。
それは、「英語」「音楽」「いろんなことに果敢に挑戦するマインド」「新しいことを学ぶこと」「継続すること」「与えられた環境で精一杯頑張るマインド」という言葉で表現できるかなと思っています。今回、振り返ってみたことで自分でもよい発見ができました。
この発見を活かして次のステップへ。
私は今年で社会人11年目に突入します。今度は社会人としての自分の過去を棚卸ししてさらに自己理解を深めていきたいです。
そのあとは自分が書きたいと思う媒体のイメージを探そうかな。今年も自分の心を満たせるように、がんばっていきます。