【インタビュー】縛りの中で、「変化」を愉しむ。/読書珈琲リチル・店主 宮地孝典さん
雑多な街、今池の路地裏にある読書珈琲リチル。一見、普通のアパートのようなその建物の2階を見上げると、窓からかすかに漏れ出るオレンジ色の光。そして、お店の扉を開けると、そこには大人の秘密基地のような空間が広がり、「珈琲」「本」「静寂」をコンセプトとした贅沢な「ひとり」時間がはじまります。そんな魅惑的な空間を作り上げ、お店を守ってきた店主・宮地さんに「変化」というテーマを軸にお話を伺いました。
読書珈琲リチルのはじまり
――まずは、少しお店のことを教えてください。読書珈琲リチル