ツラツラ小説。 ト書き。
ある一つの部屋がある。そこは散らかっていて弁当のゴミやペットボトルのゴミなどが散らかっている。男が1人いる。その男は、髪がボサボサで、パンツしか履いていない。あと、シャワーにもしばらく入ってないみたいで、とても臭そ、、
「おいおいおい、ちょ待てよ。ディスりすぎだから。」
男はどこか、不機嫌みたいだ。
「そりゃそうだろう、憶測でモノを言うなよ。」
男は先ほどよりも不機嫌になり、近くにあった弁当のゴミを投げる。が、思ったより飛ばずよりイライラが増す。そして、このように状況を事細かく説明するこいつは一体誰なのだと考えてみる。
男は
「あーイライラする!!」
と、大声で口にした。そうすればイライラが吹き飛ぶとでも思っているのだろうか。男は相変わらずイライラした状態が続いている。
きっとこのイライラの原因が男に分かれば少しは落ち着くのだろうが男は落ち着かない。というよりも男はイライラの原因を知っているのだ。にも関わらず男はそれを認めようとしないのである。
「彼女にフラれたんだ。」
男はそれを口に出し、自分に正直になることに決めた。
「あんなに好きだった彼女が、浮気しててさ、俺はそんなこと気づかずに、好きだって言っててさ、情けないよ、惨めだよ。、、悔しいんだよ!!!!!!」
けれども男はそのように1人の女性を愛し続けたことを誇りに思っている。
男は続けて、
「おれ、何を間違えたんだろう?何がいけなかったんだろう。」
そう呟くが、男には間違えたことはなかった。その男は純粋にその女性を愛して、尽くして、かっこいい男だと思う。
「ありがとう、話聞いてくれてありがとう」
男は私に感謝を述べる。しかし、そんなことは気にする必要はない。
男にとって、私はかけがえのない友達なのだから。
おしまい。