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パーソナルデザイン・パーソナルカラー診断に行ってきた!

昨年、パーソナルカラー診断付きのメイクレッスンに行き、そこから自分の顔・メイクへのネガティブコンプレックスが改善して、結構堂々と「これはこれであってます」と思えるようになったので、パーソナルデザインにも興味を持ちました。

数か月待ったのち、ようやく受診したので、その記録をば。

これは私の感想で、実際には同じデザイン・カラーの人がいたとて、それぞれの人の背景・目的・当日のコンサルタントの会話の脈略は異なるので、あくまで参考になるかも?程度です。
当日はメモ等がNGだったので、私の備忘を兼ねています。
(あとは8月に記事を書くと、〇か月連続投稿になるよ!とnoteがアラームをかけてくれたので、そのためでもある笑。)
その点、ご了承ください。

まずは、カラーから。

1.パーソナルカラー
昨年のメイクレッスンでは「サマー」と言われていたけれど、「オータム」でした。
メイクレッスンに行ってみたら#楽しかった|momonoki (note.com)

誤診のことを「転生」と呼ぶらしいけど、転生したがな。

しかし、「サマー」といっても、正確には「レイニーシーズン」で「くすみが必要」で、また「ミドルカラー(イエローでもブルーでもない中間色)も使えます」と言われていたので、持っていたコスメや下地も黄色が入っており、使っているコスメ自体は悪くないようでした。
うむうむ。

メイクのときは、「肌が白くなる」=「良い」という考えを持っているコンサルタントもいるようで、なので「サマー」の色相を当てた方が「肌が白く見えたんでしょうね(実際、今回ドレープを当てていただいて、肌は白くなっていた。)」とのことでした。

だから、以前書いた「カーキ」への憧れ、あきらめなくてよかったんだわ。ただ、私はカーキよりもう少し赤みのある茶色とかがいいみたいだけど。

今回初めて知った概念として、パーソナルカラーを診断する際に、「自分が上品で知的で高く見えるのはどっち?」という考え方があります。

「高く見える」というのは、「裏方ではなく表方に見える方」という意味で、「○○の店員さんor○○に来店したお客さん、このカラーはどっちに見える?」というような感じで、それがものすごくわかりやすかったです。

個人的には「いつも表方でなくてもいい」と思っているし、それは先生も同じ考えで、「「ここぞ」というときに使えばいいし、やりすぎは変だし、別に自分の着るものを間違えたくらいで事故にはならないでしょ?(一部、自分のパーソナルデザインやカラーと違うものを着た場合に「事故る」という言い方が巷で流行ったようです)」とのこと。

もっと、「NGよ!」みたく言われるのかしら?と思っていたので、ここでほっとしました。

基本的にファッションやおしゃれが好きな人ってチャレンジするのが好きな人でもあると思うので、いちいち他の人や自分に「〇✖」なんてつけたくないもん。

先生も、他の人の服装を見て色々言うのはどうかと思う的なことをおっしゃっていたので、そこらへんが普通の感覚?価値観を共有できてとてもよかったです。この人は良識ある大人だ、っていう感じがした。(失礼だけど、他の方で、いわゆる先生と呼ばれて内輪ウケを優先させてしまう場面を見てきたので。人間の欲とは。)

また、同じサマーやオータムの中でも、ピンクが得意な人、緑が得意な人、濃い色が得意な人等がいて、そのカラータイプ(オータムならオータム全部)が丸ごと似合うわけではないのだな、と知りました。

あと、どうしてもカラータイムの「春夏秋冬」に引っ張られがちですが、「4タイプに分けたかっただけで、ABCDでも1234でもよかったはず」と聞いて、あんまり「秋」という言葉から連想するイメージに引っ張られないようにしたいと思います。
ま、いもくりなんきんも似合うのでしょうけどな。

さらに、今回の診断はすっぴんでしましたが、「パーソナルカラー」はすっぴんでもそのカラー(口紅など)をまとえば、「血色が出てもしかしてファンで要らずになるようなもの」らしいです。

コントロールカラー等を使ってメイクをした状態で診断すると、パーソナルカラーもそちらに引っ張られるかも、とのことで、改めて「メイクってすごいよね」という話もしました。

そうそう、だから、例え自分のパーソナルカラーがあまり好きでなかったり、納得できなくても、落ち込まずに、そういうときはメイクを変えて自分の好きなカラーを身にまとえばいいんだ!

思ったよりも、先生がすごく柔軟な考え方で、勝手に抱いていた「断定的な話し方をする(かもしれない)怖いThe先生!」のイメージががらがらと崩れました。

うんうん、みんなそれぞれ自分が素敵になるために話を聞きに来てるんだから、そこで優劣とか絶対とかないよね、って思いました。
この先生、いい!!好き!

また、診断の途中途中で、年齢に応じた環境の変化や、お金の使い方なども話してくれて面白かったです。

これってやっぱり、何千人?何万人?も診断する経験からの知見で、「経験」ってほんっっっとに大きな財産だなと思いました。

だって「経験」したことじゃないと、うんちくは語れても、自分の言葉で話せないですもんね。

少し脱線しますが、最近、公私とも「はじめまして」のコミュニケーションが増えて、その際に「どんなに小さくても自分の経験話がコミュニケーションのフックになる」と思い始め、「こんなことつまらないし…」と思わずに、「がんがん話していこう!」と言う風にモチベーションが変わりました。
(もちろん、話したい人に話せばよくて、私は、全員に自己開示しなくてもいいと思ってます。⇒自己開示したくない人に自己開示して失敗したことある笑)

そして、知見として蓄積するには、やっぱり「記録」しかないのだと思います。

あきやさんも、PDCAや3年日記やSNSでのアウトプットについて折に触れて「やってみよう~!」と仰ってくださってますが、やっぱり「記録が大事なんだ!」と心を新たにしました。

(仕事でももっと記録しないと・・・!年度末に「あれはなんだっけ?」と直近のことしか思い出せなくなり、うまくアピールできない反省。損だぞ!)

話を元に戻して。

私は、オータムの中でも濃い色が似合う、と言われて、茶色や緑が特に似合うようでした(先生から言われたり、ドレープをあてたときの周りの反応が良かった色)。

んん・・・?

私、手放した演歌バッグも緑にしたくらい、緑好きだった・・・

緑が好きで、茶色やベージュが好きで、コーディネートが「木」になっちゃう!と自問自答ガールズに相談したこともあった・・・

もう「タフな女」のカーキは着ないなんて言ったけど・・・着れちゃうのか?!笑

実は、当日いたメンバー3人とも、好きな芸能人に自分と同じタイプ(この時点で自分のパーソナルデザインは知らない)を挙げていて、なんかなんとなく「分かる」「共鳴する」部分があって知らずに惹かれていくのかな~と思いました。ま、偶然かもしれないですが。

買っても着なくなる服には”憧れ”がつまっていた|momonoki (note.com)

やっぱり似合う色、好きだったんだね!という伏線回収。

それに、着すぎて処分した服が、軒並みドレープにあって、本当にびっくりでした。もっと自分の感覚を信じてもよかったんだね?

「この色、似合うわね~」と言われた色が、学生のときに着ていた浴衣で、しかも今も同じ色のスカートを持っていて、履かない理由が「目立つから」だったんです。

先生曰く、「人からその服すごいと言われたり(ほめられてない)、悪目立ちはともかく、自分が目立つっていいことなのよ」的なことを言われ、ぐさり。

なぜなら、私は「その場になじもう」を最優先に、目立つものを避けてきたからです。

でも、振り返ってみれば、演歌バッグを買いに行ったときもそのスカートを履いていたし、その格好のときは、かなり丁寧に扱われて戸惑った記憶(ブランドだから接客がしっかりしているというのはあるかもしれないけど)があります。

戸惑いすぎて、「うわ~なんか居心地悪いかも!」と思ったんですが、それも「〇」なんだなと分かり、また履いてみたくなりました。

2.パーソナルデザイン

自分では、ナチュラル・フレッシュあたりが本命と思っていましたが、実際はグレース・ファッショナブル、でした。

あとから聞いたら、他の2人は「どこからどう見てもグレース」と分かっていたようで、自分のことってよくわからないですね。

社会人になり、なかなかカジュアルになれず(振り返れば、綺麗なワンピースや少しかための服装が好きだった)、カジュアル上手な同僚に「だっさー」「かたいよ?」と言われ、自分でもコンプレックスだったけど、「きっちりして見える」のは私の持ち味だったのだなと捉えなおすことができました。

ちなみに、できる人と思われて人より厳しくされたり、がっかりされたりするのもグレースさんあるあるらしくて、外見と内面のギャップを埋めようとずーっと頑張ってきたけれど、こればかりは私の努力不足ではなかったのだとも思いました(開き直ってる場合じゃないけど、本当に悩んでたので。足りないところもあるだろうけどさ、ふん。)。

で、これまたファッショナブルも「あの人は大丈夫」と思われやすいそうで、ぐさり。

あくまでそれは外見の印象で、内面とは違うから本当のことはわからないし、いかに普段他人を「イメージ」でとらえているかが分かってこれもすごくおもしろかったです。

診断の場では、芸能人の例えなども出してくださって(もちろん、ただのイメージ。○○さんはグレースだからこういう期待をしちゃってた、みたいな感じ。)場合によっては死活問題になる、ということもよくわかりました。

私の場合、寒色やグレーがかったものを着ると「男性っぽくなる」ようで、余談だけど、すごいThe女と言う感じのいじめっこに「momonokiはグレーが似合う!」と言われたけど、それって本能的に何か分かっていたのか?と思ったりしました。

さらに、「だってストライプやボーダー着ないでしょ?」と言われて、
「いえ、着ていました」と答えたけど、着ていた理由が「女性の先輩や同僚の目につかないように」だったんですよ。

そして、黒も「着れるけど無難でしょ?」と言われたので、「確かに可もなく不可もなくて、埋没できるからそういうときに着ています。」と答えていました。

もう、この時点で「そういう計算をして着ている時点で、グレースなのよ!」と言われ、ずばり当日の格好もどういう意図でこの服やアクセサリーにしたのかも言い当てられ、あわあわ。

同時に、「そんなこと全く考えない」という正真正銘ナチュラルさんもいて、「服を着るときにそういうこと考えない人もいるんだ?」となり、色んな意味で勉強になりました。

先生の解説を聞くに、「華やかさが必要なグレース」で、地味すぎるものはただの地味になってしまってつまらないけど、少し控えめにして醸し出される女性らしさはあるのかも?とまとめました。

当日、すっぴんのひっつめがみで行ったんですが、いつもは絶対につけない濃いめの口紅をつけると、「あなた、本当に女らしいわよ?綺麗よ」と言ってくださって、照れました。(多分、私が「本当に色気がないので、ちょっと女らしさ足したいときもあります」と言ったからだと思うけど)

同時に、「ちょっと女社長の雰囲気あるわね」と言われ、「それって態度がでかい」ってことじゃない?!と受け付けたくなかったけど、言わんとすることは分かります。

もう私の外見は「そう」なのでしょうね。

ただ、当日の化粧で帰宅したら旦那に「いつもより濃いね!」と言われ、「ちょっときつく怖く見えるよね??」とは思っていて、どう取り入れるかは、これから実践してラインを見極めたいと思います。

3.その他、雑感

・「サマー」の色は好きだけど、自分の存在も薄くなる気がしていた
⇒血色が出にくいタイプの上、色自体も私が着ると消えそうだし、私の肌やにはサマーは薄すぎるとのこと
⇒青みを吸収するとかしないとか仰っていたけど(自分がどっちなのかわからず)、ドレープを当てた時点でなんとなく言わんとすることは分かった

・「似合わない色」は、色の方が前にでる、前に出てほしいのは「自分の顔」*前に出る=印象のことを言っていると思う
⇒「服や色が可愛い」のと「服にフォーカスせず自分が際立つのは別」

・本当にきれいにメイクできたとき人と目があう
⇒話している人の視線が自分の眉毛や口元にいってるなら、それはそこに違和感があるということ

・自分の気配を消さなくてもいい場所や人間関係を広げて生きたい
⇒かなり自覚的に気配を消そうと計算していた割に、その理由や目的には無頓着だった私。
なぜ似合わないボーダーやカジュアルを着てまで自分を消そうとしていたのか⇒女性らしさの排除⇒他の女性に目を付けられないため⇒自分の女性らしさがわかっていたのでは?また他の人もそこを嗅ぎ取ったのでは?とのことで、なかなか奥が深いな、と思いました。
当時水島さんという医師の『女子の人間関係』を頭がもげるほど共感し愛読書で実践していたことも思い出しました。
その癖で、今も「自分の女性らしさは封印」という方向に、本当に「癖」でかじを取りがちなのだけど、逆に「自分の本来持っている自然な女性らしさ」と出すことは、女という性を利用していることではなく、自分本来の違和感のない自然な感じを出せる、というようなことを説明しておられて、目からうろこでした。
もう、出してもいいんだ、女らしさ。

・外見と中身があってなくてもいいかも
自分のきっちりした外見とゆるい内面にコンプレックスを抱えていました。
話し方も矯正を考えたり、注意されたりして、色んな本を読んだりトライしたりもしたけれど、治りませんでした。
要は、「私って外見が女社長なのに、話し方もとろいし中身は別に社長じゃない」ことにプレッシャーを感じていたのですが、「話し方も外見もそのままでいいと思う」と言ってもらい、別に見た目が社長だからって、社長になれない自分に呪いをかけなくてもいいんだわ、とそのときはっきり気づきました。そのおかげ?で「話しやすい」とか「癒される」とか言われるわけだし、これはこれでいっか。

4.まとめ

オータムカラーをまとった私がもらうほめ言葉は「かっこいい」と「おしゃれ」「上品」でした。
「優しげ」や「やわらかさ」とは真逆だけれど、それが私の女らしさ、なのかもしれない。

「優しくて柔らかくないと女性らしくない」とは、いつのまにか自分に植え付けられた考え方だったのかも。

和装を褒められることが多いでしょ?と言われ、
「和装=銀座のママが正解」みたいなイメージがあって「そういうタイプではないが、和顔だし褒められるのは褒めれます」と言ったら、
「あなたは銀座のママと言われなくていいのよ。むしろ銀座のママみたいって言われたら、パーソナルカラーがあってないってことよ。」と言われ、
自分の中で凝り固まりすぎのイメージがあったなと気づいたりとか。

それに、私に「優しくて柔らかい強さのない女性らしさ」と求めていたのが誰だったのか?と回想すると、圧倒的に「女性」で、それを無自覚にわかっていたら、自分と真逆の物を身にまとい、自分の持ち味を消すように振舞い、本来の私ではない話し方で話す、ということをしていたなと気づきました。

誰かの期待に沿えなくったって、そしてその人の期待が、私のためではなく、その人個人の欲求に基づくものだったとして、それを断る強さ、私は私でいるってことの覚悟みたいなのをつきつけられた時間でした。

・・・っていうすごい大げさな感想になったけど、これまでの伏線と思ってなかった伏線がピピピッてつながって、大分深いところまで穴を掘りました。

これから穴に入った落ち葉を掃除したり、もっと脇道を掘ってみます。

なんだかパーソナルカラーやデザインを聞いたら「縛られそう」と思っていたけれど、それ以前よりもっと「自由」な気分です!
これは嬉しい誤算でした。

やれること、試せること、いっぱいあるぞ~!!
これから楽しみたいと思います。










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