高血圧で血液検査は必要なの?
「高血圧で血液検査をする必要はあるのかしら?よく分からないわ。」と言われました。
血圧は高い低いっていうのは測定すれば数値がわかるし、それだけで十分なのではないかと。
ですがそれだけでは身体のどこが悪くて、血圧が高くなってしまうのかが分かりません😅
血液検査をすることで傾向がわかります☺️
健診などで検査する内容は、
クレアチニン・BUN(腎機能)
血糖・HbA1c(糖代謝)
コレステロール・中性脂肪(脂質代謝)
です。
クレアチニン・BUN(腎機能)
クレアチニン・BUNは、身体の老廃物で腎臓が元気だと排出されますが、
機能が低下してくると排出することができなくなり溜まってしまいます。
腎硬化症や、血圧の治療薬が腎臓へ影響を与えることがあるため調べる必要があります。
血糖・HbA1c(糖代謝)
血糖・HbA1cは、糖尿病の診断に使用されます。
糖尿病も高血圧と同じように動脈硬化を招きます。
合併症が起こると動脈硬化の進行が更に早まるため、重要になります。
コレステロール・中性脂肪(脂質代謝)
こちらも血糖・HbA1c同様に動脈硬化の原因になり、
コレステロールや、中性脂肪が多い状態だと血管癖を傷つけてしまいます。
血圧が高くなる原因は複数考えられるため、「これが原因だ」という断定をするのは難しいですが、
血液検査をすることで体のことを分かりやすく伝えるお手伝いになるわけです☺️