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【本日の一品】「ブダペスト展」「古典×現代展」「ボストン美術館展」のグッズをオンラインで購入!

緊急事態宣言の解除へ風向きが変わってきたこともあり、博物館では少しずつ再開の動きになってきていますね。

とはいえ、大型企画展は延期や中止が相次いでおり、行き場がなくなったもののひとつにミュージアムグッズが挙げられるでしょう。

大型展なので大量のロットを抱えているでしょうし、公式ホームページを見てみると、委託販売先(すべてオンライン)を複数持っていることが分かりますね。

ということで今回は、ほぼ日カルちゃんWebショップと、日テレ屋Webで購入したミュージアムグッズを紹介します!

ほぼ日カルちゃんWebショップで購入したもの

ほぼ日カルちゃんWebショップがミュージアムグッズの販売に参入した話は、以前もブログに紹介しました。

その後、販売先として参加する展覧会の数はどんどん増え、図録のみの販売も含めると、5月25日11時現在で13件の展覧会が参加しています。

その中にはもうすでに終了している「ゴッホ展」もあります。

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私が購入したのは、国立西洋美術館で開催予定だった、「ブダペストーヨーロッパとハンガリーの美術400年」のグッズ、ルービックキューブです!

1970年代にハンガリーの建築学者が考案した
六面体の立体パズルにちなんだ、キューブパズルです。

…とこちらに記載がありました。もうすでに完売になっていましたね。こういうちょっとトリッキーなグッズは好きです。売り手側もぜひ対面でお客様に販売したかっただろうし、反応を見たかっただろうな…と思うと切なくなります。

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続いては国立新美術館で開催予定だった、「古典×現代2020 時空を超える日本のアート」のグッズ。 横尾忠則「戦場の昼食/寒山拾得2020」のトートバッグを購入しました。

曽我蕭白にインスパイアされた作品を描いた横尾忠則さん。
蕭白の“寒山拾得”に着想を得た“寒山拾得2020”と
よく見ると左端に蕭白の白いカエルが描かれた
“戦場の昼食”が表裏にプリントされています。

一見キッチュでかわいらしく見える作品ですが、とても批評的な作品です。

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こうやってグッズでいきなり見てしまうと、そのキッチュさがより際立ってしまいますよね。もったいないな、と益々コロナが恨めしい。

展覧会を介せず販売されるグッズは、雑貨とどう違うんだろうと思ってしまいます。作品や展覧会から受け取った自分の思いを、カバンとして持ち歩くことで一種のメッセージになると思うのですがね。それも展覧会ありきのミュージアムグッズだからだと思います。

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(アイスを食べながらモデルをやってくれた娘。おい。)

なので、販売する側もどれだけそこら辺に気を使っているのか、サイトやコンテンツの設計がポイントになるのですが、今のところまだ「物販」の域を出ないなと思いました。

日テレ屋Webで購入したもの

続いては東京都美術館で開催予定だった、「ボストン美術館展 芸術×力」のグッズを、日テレ屋Webという、主催の読売新聞社に関連するWebショップで購入してみました。

こちら、記者発表の時から話題だったグッズがあって、そちらをいそいそと購入したのでした。ブログにもトピックとして載せました。

まず購入したのはこちら!

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「吉備大臣入唐絵巻」のロルバーンですね。吉備真備と阿倍仲麻呂が空を飛んでいる姿をキャッチーに捉えた一品。

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でも個人的には、この「平治物語絵巻 三条殿夜討巻」のロルバーンの方がカッコよかったです。

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インスタライブでも好評のノートたちでした。

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これも展示見たかったですよねーーー。鎌倉時代の素晴らしい絵巻です。炎上する三条殿がめちゃくちゃリアル。圧倒的なスペクタクルをもって私たちに迫ってきたんだろうな…ああ涙が…。

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そして、そのノートと併せて使いたいのが、ローラースタンプがついたボールペン!

こんな風に、「吉備大臣入唐絵巻」の空を飛んでいる二人がスタンプになっています。この二人はマスキングテープになって登場するかなーと思っていただけに、まさかローラースタンプか!と。

このグッズ、一般の私のような人間でも作れたりするのかな?アオミドロのローラースタンプとか作りたい…緑のインクでさ…。

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シールのセットもありました。ほんと、絵巻が目玉とされていた展覧会だっただけに、マスキングテープ作らないんだ!?とびっくり。シールに舵を切った経緯も知りたい。

私は無闇にマスキングテープを作る必要はないと思っているので、箱入りシールなどの新しいことにチャレンジしてくれるのは歓迎です!

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ジッパーバッグも購入しました。

でもこのイラストレーターさん誰なんだろう…なぜこういうイラストにしたんだろう…などと疑問は残ります。展覧会との関連性とかね!もっと知りたかったです!

おわりに

なんかこうあれですね。オンラインで遠方のグッズが購入できるようになってしまったので、一気にお金が無くなりますね…全然ありがたいことなんだけどさ…。

展示とグッズの関連性を考えると、やはり販売サイトの設計だとかがカギになるような予感。自前で持つところは少ないのかもしれませんが、ただ在庫を捌きたいがためなのが見え見えだと、ちょっと買う人は引いちゃわないかしらね…。

大型企画展がしばらくできないと、グッズも大量に在庫を持たないし、持てないでしょう。そうなったときにどういうグッズが作られるのか?どう販売されるのか?ということですよね。今まで通り、集客のための広告手段として活用するわけにもいかないでしょうし。どうなっていくのかなと思います。

ではまた次回ー!

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大澤夏美
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