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捨てること、掃除すること、魔法使いになるこ


いままで何度も大規模に捨てることはしてきたけれど、正直なところそこまで大きな変化を感じることはなかった。
もちろんある程度の感覚は身につき、荒れた状態になることは無くなったけれど。
期待したほどの効果を感じられなかった。

いまは再びの捨てモードで、そこに掃除もプラスされている。
そんな日々の中で気づいたこと。
それまでの自分に何が足りなかったのか、それが見えてきた。

捨てブームが来るまで常態化しないのはなぜ?
それは、捨てることが祭りになっているから。
日常のルーティンとして定着していないからこそ、気分任せになってしまう。
どうして祭り化するの?状態化しないの?
それは、一気に大量に捨てるから。
これはある種の負のルーティン。
その気になった時にしか動けない癖をつけてしまう。

そこから逃れるためには、日々少しずつ捨てることを続けていくこと。
ちょっとした「気持ちいい!」という感覚を大事にすること。

これは掃除についても言えることで、溜まった汚れを一気に大掃除!と祭り化するのではなく、日々少しずつキレイな場所を増やしていく。
ちょっと掃除を続けていくためには、掃除道具をすぐ使える場所においておくのは必須。
見た目スッキリでも、しまいこむと確実に手が遠のいてしまう。

掃除はテクニックも大事。
いまはYouTubeという頼もしい味方がいる。
掃除のプロに学び、どんな洗剤を、どんなやり方で掃除するのが良いのか身につけるのが必須だと思う。
ムダに洗剤を増やし、やってもキレイにならなくて疲れただけで投げ出す事がなくなるはず。
キッチンペーパーやウェットティッシュなどの使い捨て紙類は、掃除初級者ほど必須のアイテムだと思う。

そしてもうひとつ、いままで足りなかったと思うこと。
それは、ものを有効活用して使えるアイテムを増やすことだ。
実はここ数ヶ月意識して実践していたこと。
「魔法使いになった」つもりで、使えるアイテムを増やすことを心がけた。
魔法使いだと思うと、自分の能力が拡張されていくみたいで楽しくなる。
使いこなせなかったものたちを使えるように自分をアップデートしていく。
使い切った時の満足感、充実感をしっかり味わう。
これがなかったからこそ、いままでは捨てるだけでは大きな変化を感じられなかったのかもしれない。
買って、使いこなせなくて、捨てる。
使うための努力をしないで捨てれば、レベルアップは望めない。
もちろん合わなかったのなら仕方がないけれど、合わなかったと言えるだけのことをしたのかどうか。
正しい使い方を学ぶ、それ以外の使い方を試す。
試行錯誤をする中で使えるアイテムが増え、自分が拡張されていく。
ゲーム感覚で、楽しんで、リアルな自分を育てていく。
ゲーム好きな人こそ、この感覚が楽しめる気がしている。

ゼルダの続編の発売が間近に迫るなか、あの自由度、あのアイデアを形にする楽しさを、アイテムを使いつくす喜びを、リアルな生活の中に落としこめたら無双ではないだろうか。

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