みやほとのGF2 みゃほんちゅ知ってる人向け
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先行はどうやら相手からのようだ
本家と同じくターン制らしい
相手のターンに不意を付き攻めることも出来ないようだ
全身がまるで動かない
そうゲームの理によって
だが…何だろうか 理を超える?
塗り替える?
俺は創造出来るのだから……
頭に覆う霧が晴れかけたがどうも思い出せない
それに理を超える?我ながら鳥肌物だ
相手のターンはどうやら生命の回復に使ったらしい
こちらからも目視で確認が取れた
体力 MP $ 各種ステータスが数値がされ見えるのはありがたい
相手が初手に回復したのを元に少し考察する
9枚配られる 初手に買うも無く補助系が固まっているか防御が少ないから相手に引かせない事で有利に立とうとしているのか?
何れにせよ情報が少なすぎる
自分の補助系のカードが多すぎる
「どうしたのかしら?早くしなさい」
考えを巡らせて居たらどうやら自分のターンが来ていたようだ
仮考察を元にするならここで掛けるよりは回復補助系のカードが多い為こちらも望む所
回さざるを得ないのでここで自分も回復を使う
今の手札で攻撃し防御され敵にチャンスを与えるより耐え偲ぶ方が現状では最善だ
相手のターン更に回復をしてきた
しかも最小の5回復だから考えられるのは
防御が薄く補助系が多いので相手に防御され手札を回るのを嫌い待っている姿勢
考察から導き出されるのは一つしかない
相手は最小の回復を2回連続でした
となると重ねて使ったのも加味すると
もう1枚か無いかだ
私の手札も補助系が多いので回復しターンを譲る
相手もまた回復した
今回は数値が10だったので今引いてきた可能性が高い
多くても回復補助系は1枚ドローで増えて最大二枚になる推察
防御系をいくら持っているかはこちらの出方で読み切るしかない
そして私のターンだがバフカードが無くなり攻撃カードのみとなった
デバフ治しを使ってまでターンを消費する必要無いので攻撃する他ない
頭に送り込まれたカードを具現化し7の数値で攻撃するも
簡単に盾で守られてしまった。
自分の中では全力で体の全身を使い剣を振りかざしたのだが
察するに数値以上の意味を持たないのかもしれない
今はただ機会を待つしかない
そんな均衡を崩したのは相手だった
「つまらない男ね じゃあこちらから攻めさせて貰おうかしら」
相手は武器をひとつ選択し攻撃の武器をプラスする武器を選択し
その数値は22
自分の持っている防御が脆弱すぎるので、ここは二枚切って変える他ないが
剣での応戦はカードが白くなっており出来ない
もし仮に出来たとしてもここでその手の内は見せる事はない
やるとするならば終盤相手を確実に仕留めれる場面で使うべきだ
思考を凝らしていると水の音だろうか川のせせらぎの様な音が聞こえて相手が目にも止まらぬ速さでこちらに向かっていた
「っ!防御カードを具現化して」
波に足元を掬われそうになるものの仕事の経験が生きたのだろう
なんとか辛うじて防御は間に合ったが、体力の数値が-14減らしてしまった。
それよりも相手は波を華麗に滑りながらこちらに攻撃してきた
あまりにも思考する時間が少なかった
これは攻撃ターンに攻撃行動を選択した際にそれを具現化する前に取る
どうやら思考時間の猶予と真偽をこの目で確かめる必要がある
「流石ねぇ!それでこそ私に釣り合う物!存分に楽しませて頂戴!」
何だろうかそう言い放った彼女の瞳は虚ろだ
でも容赦はしない、自らが望む幸せの為に
正義は我にあり
あの弟妹の瞳が焼き付いて離れないのだから
守るべき者の為に引けない
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