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コーチングにおける「沈黙」は金

本日はコーチングプレイス基礎講座第6回「聞く」でした。

テーマは「沈黙」「感情を聞く」

どちらも語ると長くなっちゃいます!
それほど深~いテーマです。

講座内では「沈黙」と「感情を聞く」に関して詳しく講義があり、そのあと、7分セッションでした。
受講生さんはコーチ役、クライアント役どちらも体験していただきました。

わたしも今回は一緒に入って交互でセッション。これが楽しかった~!
自分のなかで話しながら気づいたことも何個かありました。

7分と言えなめちゃいけません。
コーチングの構造を意識しながらの7分セッション。
最初はぎこちなくても、何度も繰り返すうちに身体で覚えていきます。

この実践を大切にしているのがコーチングプレイスの基礎講座です。

さてさて、今回の記事では、「沈黙」についてお話します。

普段の人との会話のとき
しーーーん…とする場面ってたまにありませんか??

そんな沈黙のシーン。(ギャグじゃないですよ💦)
あなたはどのような気持ちになりますか??

わ、気まずい…
何か話さなきゃ
この空気感
つらっ!!

となる方、
大丈夫です!その感覚、きっと多くの方が感じています。

ベストセラー「LISTEN(ケイト・マーフィー著)」によると、
沈黙が一般的な時間より長くなると、人は落ち着かなくなるそうです。(身に覚えありあり~)

しかし、コーチングでは、「沈黙こそ金!」
「沈黙」はとっても重要な意味を持ちます。

沈黙は、クライアントさんが今まで考えていなかったことを考えていたり、思考を深く掘り下げているときにおこります。コーチからの質問で、自分のなかの答えを探している状態なのです。

ポンポンと答えが出ているときは、もともと頭の中にあったものを出しているだけかもしれません。

しかし、答えがすぐにはでない「沈黙の時間」は言葉にならない気持ちや想いを言葉にしようとしている時間です。

なので、沈黙のあとに発する言葉には、新しい気づきや想いが隠れていることがよくあるのです。

そう考えると、コーチングにとって「沈黙」ってすごく貴重な時間になりますよね✨

ただ、沈黙しいてるときに、「質問の意図がわからなかった」という場合もあるのでそこは気にかけておくことがポイント。

あと、セッションをはじめる前に、コーチとクライアントさんの共通認識として「沈黙は大切な時間」とすることは大前提。これはコーチングのセットアップのときにも学びました!

LISTENにはこんなことも書かれていました。

「間」をいとわない人は、より多くの情報を引き出す

LISTEN p389より

作曲家のグスタフ・マーラーはかつて、こう語りました。
「音楽の最高な部分は、音符の中には見つけられない」
いちばんいいことろは、たいてい音符と音符の間にあります。
~中略~
会話でも、そこで発せられる言葉が何を覆い隠しているのか、沈黙が何を明らかにしているのか、注意を払うことが大切です。

LISTEN p400より

コーチングにも通じる「聞く」における「沈黙」の捉え方。

クライアントさんからより多くの思考を引き出すために「間=沈黙」をいとわないことが大切。

そして、音楽の最高の部分が音符と音符の間って!!
しびれます~✨

コーチングでも「沈黙」が何を明らかにするのか…

じっくり待つことの大切さ、コーチングにおける沈黙の醍醐味は音楽の最高の部分と重なる気がしました。

LISTENは講座内では扱っていませんが、個人的に「聞く」について深めたいときによく読む好きな本なので、こちらでご紹介しました。

第6回のサポート日記はここまでです。
最後までお読みいただきありがとうございました。


この記事はコーチングプレイス基礎講座のサポート日記です。
コーチングプレイス、コーチング講座はこちら✨

紹介図書「LISTEN」はこちら




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