怒っている時のリセット方法一案 質問の力
子育て中に感じる「怒り」とどう向き合うかか。
子どもの前で怒りを見せることは、自分の気持ちを素直に表現するという意味では、決して悪いことではないのだろうけれど…
それが子どもにどのような影響を与えるのか、というのはとても気になるところです。
自分の怒りを抑圧するのは、もうしたくない。でも、怒りに任せておくと、お互い傷だらけになってしまう…
どうしたものか?
なかなか悩ましい課題ではあるんですが、
最近、けっこう上手く対応できたぞ!
ということがあったので、シェアしたいと思います。
自己流アンガーコントロール♪
ポイントは、「怒りの感情を抑圧せずに、気持ちをリセットすること」です^ ^
流れとしては、
①怒り勃発
↓
②自分が怒っていることに「気づく」
↓
③リセットする。その方法として、自分へ「ある質問」を投げかけるのが有効だった。
↓
④できたら、アフターフォローまで(自分へのNHAや、インナーチャイルド癒し)
先日の話をもとに、詳しく書きますね。
その日は朝からいろいろ忙しくて、私は疲れ気味。残りの家事を終わらせて、早く布団の中に入りたい。
それな〜の〜に〜
娘さん(2歳)、いつまで経っても寝てくれない。
私はだんだんイライラ。
声をかけても、寝ようとする気配がない。
しまいには、私はまだ遊んでいる娘を放って、一人でプイッとなって、布団に寝転びました。
寝転びながらも、ムカムカ。イライラ。
あたしは疲れてんのよー!
なんで早く寝ないよのー!
ムカムカ。ムキー💢
イライラ。イライラ。
ここまでが、①
私は布団の上で、自分の中に生じる怒りの感情を見つめていました。これが②
「あー、わたし、おこってるなあー」
と。
自分が、怒っているということに、気づいている。自分と、怒りの間にスキマが少し空いた状態です。
気づくと気づかないとでは、大きな違いなんですよね。
ここまでくると、ほんの少しクールダウンしていました。
今思うと、娘から物理的な距離を取った、というともよかったのかもしれません。自分の感情に向き合いやすくなるのではないでしょうか?
そして、③です。
自分が怒っていることに気づいた時、まだ、体の中に、怒りのぐわぁーぁ!っとしたエネルギーがあることを感じつつ…
こんな質問が浮かびました。
「今、この瞬間に、自分ができる最も賢明な行動は何か?」
自分への問いかけに対する私の回答は…
「今、私は怒ってる。
でも、怒りながら娘のねんねに付き合いたくない。娘には、いい気分で、眠りについてほしい。」
そう思って、
まだ残っている怒りのエネルギーが娘に伝わらないように気をつけながら、娘を呼び寄せて、頭を撫でました。
この時、娘が、私が怒ってるにも関わらず、来てくれたのが嬉しくて、だいぶ怒りが収まっていました。
そして、「いっしょにねよう」と声をかけました。声をかけた時には、娘も嬉しそうで、間もなく、眠りにつきました。
そして、一件落着後の私の心の中。
「あー、よかった。」
娘が安心感を抱きながら、眠りにつくことができて。
そして、リセットできた自分への満足感で、心が満たされていました。
なーんてことがあったんです。
さて、今回のポイントは、「怒りの感情を抑圧せずに、気持ちをリセットすること」
でした。
まず、怒っている自分を見つめる。この時に「そうか、そうか、わたし、怒ってるんだね。」
と自分に言ってあげることで、怒りを抑圧せずに済むのだと思います。
そして、今回の記事の目玉(笑)は、リセットで使った、自分への問いかけです。
「今、この瞬間に、自分ができる最も賢明な行動は何か?」
百発百中…とはいきませんが、
スッと、クールダウンして、とても有意義な行動を取れる可能性が高くなります。
そして、最終的には、
「あー、よかった!」
と感じることが多かったかなぁ。
後悔しない行動を取れることが増えるかも…
質問のパワーってすごいですね!
そして、余裕があれば、④です。
自分は優しい声をかけてあげましょう。
例えば、
「よく、自分の怒りをコントロールできたね!
ところでさ、どうしてそんなにぷんぷんしてたんだろう?前にもおんなじことがあったの?」
と問いかけてみたり、
自分へのNHAをしてみたり。
NHAをしてみるとこんな感じ。
「よくぞ、私、気持ちを切り替えたね!
そのまま、プンプン怒り続けることの方が楽だったのに、気持ちをリセットできた。自分の感情に流されない力、切り替える力がある!
そして、娘の睡眠を心地よいものにしたいという思いは、母親の愛情の表れだし、その愛情を表現することができたよ!」
ちょっと話がそれますが、
どんな気持ちで眠りにつくか、というのはとても大切だそうですね。だから、一日の中でよかったことを思い出してから寝るといい、
という話を以前聞いたことがあったので、睡眠間際の感情状態には、ちょっとだけ、こだわりがありました。
今回の自分への問いかけは、怒っている時以外のネガティブな感情が湧き上がっている時にも使えると思います。
もし、よかったら、試してみてください。
それでは、また〜♪