スーパーマリオサンシャインをクリアした話
本日、こつこつとシャインを集めていたスーパーマリオサンシャインでクッパを倒しました。少し感想などを書きます。
私と3Dマリオ
本ゲームの発売は2002年で当時小学生でした。ただ、ゲームキューブを持っていなかったので2020年にて、初めて遊びました。さらに言うならば、幼少期には3Dマリオにほとんど触れない生活でした。ただ、年上の従兄が前作に当たるマリオ64をやっていたのをひたすらに眺めていました。チクタクロックで12時にステージに入って、仕掛けを止めていた記憶がぼんやりとある程度ですが。
マリオ64はサンシャインを始める前にクリアしたので、現在、3Dマリオを2作品遊んだ状態です。その感想としては、3D空間の操作(動き、カメラ制御など)が想像を遥かに超えて難しく、製作者の方々に喜んでいただけるほどに、ゲームに没頭して楽しめたと思います。実際やってみて初めてわかる難しさを存分に体験しました。
実況動画について
「やってみて初めてわかる」という考えが生まれた根底には、ゲームの実況やタイムアタックなどの動画の存在があります。現在は良い世の中になっており、Youtubeなどで「マリオ64」と検索すれば、信じられないほど上手な動画を数多く見ることができます。最近では、16枚のスターを取得してクリアする競技にて9年ぶりに15分台の壁を破ったと巷で噂となりました。
マリオに限らず、いろいろな動画をぼーっと眺めることが好きなので、私は動画から得られたゲームの豆知識には自信があります。マリオのケツワープをはじめ、歴代のポケモンの構築や歴史、ロックマンエグゼのプログラムアドバンスなどなど、話のネタには困りません。
ただ、そこで今回、問題となるのが、ゲームを見ただけで満足してしまうことが多々あることです。マリオではこのように操作すれば、めっちゃ速く移動できるという知識はあるのに、実際にはまっすぐあることすらままならない。そんな出来事ばっかでした。
誰が言っていたか忘れましたが(たしかなんかのプロゲーマの方)、
「まず、知識を手に入れる。次にその知識を実際にできるようにする。最後には意識せずともやっている状態になる」
って言葉がとても好きです。特に格闘ゲームでは顕著なのではないでしょうか。昇龍拳のコマンドは→↓↘+Pと知っている人。トレーニングモードでコマンド練習をしてる人。実戦で立ち回りに取り入れている人。実戦のときに、昇龍拳は→↓↘+Pと考えていたら、すぐに相手の波動拳が飛んできます。ゲームを遊ぶ上でこの3つの状態は大きく異なってきます。
ゲームという媒体に関して
仰々しい見出しにしてしまいましたが、簡単にいうとゲームと映画って何が違うのっていう私なりの薄い考えです。どちらもエンターテインメントっていう感じで楽しそうなイメージですが、ゲームには先に述べた知識から派生する体験が付随すると考えます。映画のエンディングでは、感動や面白かったのような感情が残りますが、ゲームの場合には、あの場面は苦戦したとか、あそこはスティックを倒してるだけで爽快だったとか、このボスの対策めちゃ考えたわとかユーザ固有の体験が残ります。これは、ゲームを見ただけではなく、実際に触って初めて得られるものです。さらに言うと、ゲームを一回やった人と、10回やりこんだ人とでも違ってきます。今回マリオ64とサンシャインを実際にやってみて強く体験しました。だからこそ、ゲームを動画で見たら、ちょっと触ってみようかなーって考えてほしいなーと思います。また、ゲームに限らず、やってもないのにあれはひどいと決めつけるのは良くないと思います。
偉そうに書きましたが2点補足すると、私は映画も好きです。去年かな。ミュウツーの逆襲見て干からびるほど泣きました。あと、ゲームはこうあるべきなどと一学生の私が唱えているわけではないので、好きなように楽しめばいいと思います。
結局サンシャインはどうだったの?
難しかった。マリオ64からの正当進化って感じだけど、年齢層を広げるためか、キャラクターとの会話などでストーリ性を持たせていたと思う。幸か不幸かそのせいで、もっさりというか爽快感に欠けると感じる人もいると思う。追加アクションのポンプも操作難度は下がったけど、煩わしさもある。この辺は、トレードオフなのかな。でも、箱庭の良さは十分に体験できる内容でした。ひとつ言うならば、青コインが難しすぎるので、これからシャイン120枚を集めるのは心が折れるなと、、、
以上18年前のゲームの感想でした。
長々と書きましたが、読んでいただいてありがとうございました。