地域猫活動は地域住民全体での行動が不可欠❗
地域猫発案者の黒澤泰様のお話がヤフーニュースで掲載されました。
少し長いですけど御本人のお話をお読み頂けると幸いです。
「地域猫」が誕生して約30年。「真の地域猫活動としてあまり普及していない」と黒澤さんは嘆いていらっしゃいます。
地域猫とは、地域猫活動とは
TNRするだけでも、保護するだけでも、ましてや野良猫の別称でもありません。
TNRや保護活動は主に視点が猫にいっています。
地域猫活動は視点を猫と人間両方に向ける事が大事なのです。
何故って地域猫活動は猫による人間と人間のトラブルを無くし地域住民と猫が穏やかに暮らせる「まちづくり」が目的だからです。
地域猫活動が始まってから30年、その間「地域猫」だけが独り歩きして
地域猫・・・耳カットしてある猫
地域猫活動=保護活動
みたいに言われることが多くなりました。
この誤った情報が猫達の幸せの妨げになっていると和多志は思っています。
TNRと保護活動が猫問題解決の最良の策であるならば、始まってから30年も経った今ほぼ解決していると思いませんか?
解決していませんよね。問題山積みですよね!
習志野市の某議員さんは市に不妊去勢手術の助成金をもっと増やせと訴えています。
TNRと保護活動だけでは猫問題は解決しません❗
では「どうすれば良いのよ!」とおっしゃる😾
それは町ぐるみの地域猫活動でしょ😆
「そんなぁ~、町会自治会の住民全てがわかってくれるまで待てないわよ~」とおっしゃる!
いえいえ、待たなくても良いのです。
TNRしたい子の捕獲をしながら、餌やりしながら、餌やり後の清掃をしながら(ちょっと目立つように広めの清掃を)、💩パトロールをしながら通り掛かった方にチラシを渡し地域猫活動の説明をなさって下さい。
チラシは県独自で作っているものがあると思います。
もしも行政で何も用意したものがなかった場合は環境省の「住宅密集地における犬猫の適正飼養ガイドライン」に記載されていますので、それを利用なさっては如何でしょうか?
一つ注意点がございます。
Ⅴの3の(2)です。
「(2)地域の合意」と記されてありますが、これがちょっと不味いです。地域には猫嫌いな方もいらっしゃいます。よって全ての住民の合意はあり得ません。
嫌いな方は黙って見ていて下さるだけでも協力ですから💫
これで突っ込む人もいないとは思いますが、頭に入れておいて下さい。
🖕この地域の役員会に保健所の動物担当職員さんと地域猫活動の説明をするために外部ボランティアとして参加させて頂きました。その時役員さんには全て賛成して頂き、後日住民の方にアンケートを実施、70%の賛成を得て地域猫活動を始めました☺️
この地域は捕獲器も町会で買ってくれたし、地域猫になった子達の餌代も出してくれています。
地域猫に認定された猫達は自由に飛び回って完全室内飼養の飼い猫より幸せそうですって🍀💞
この町会の猫係さん達はの習志野市の「まちづくり参画証」を頂き、まちづくりをしていると認められています😸
如何ですか?
地域猫活動はまちづくりです。
「地域猫」が誕生して約30年。「真の地域猫活動としてあまり普及していない」と黒澤さんは嘆いていらっしゃいます。それでも人と猫が暮らしやすい社会の実現のため、現在までに全国で約350回の講演を行うなど精力的に活動を行っている。「地域猫活動の終着点はその地域におけるトラブルがなくなった時です」。より快適に暮らしていくために、一人一人が「地域猫」への理解を深め、共存できる社会を作っていくことが必要だ。とこの記事は結ばれています。
最後に黒澤様の著書をご紹介させてください。
そしてしつこいですが和多志の地域猫の記事も貼らせてくださいませ😅
あなたもなさいませんか?
いのちにやさしいまちづくり💞😸😄🐾💞
今回は久しぶりに和多志の本分に戻りました☺️
「地域猫」がまるで鳥の「刷り込み」のように誤解がとけません。
少しでも多くの猫達がしあわせになりますように、しつこく記事に纏めさせて頂きました。
飽きずにお読み頂きありがとうございます。
感謝しています。