飲み残したワインはどうしてる? Vol.1
家飲みするシーンが増えてますが、飲み切れないワインをどうしようか、困りますよね。
我が家もこれまで色んな方法を試してきたのですが、【保存向きのワイン】や【おすすめの方法】についてお伝えしたいと思います。
今回は、まず【保存向きのワイン】について。
そもそも、飲み残したらダメ?
いえいえ、そんなことはありません。
我が家(2名)でも大体2~3日掛けて、1本を空けています。
だって白を飲んだら、赤も飲みたくなりますよね。
同じ赤ワインでも、料理が変わればピュアな味わいのガメイから、より複雑で樽の効いたネッビオーロも飲みたくなります。
と、何かしら言い訳をしつつ、常時何本かいつも空いている状態です。(笑)
そんな時はどんな風に保管しているかというと、コルクをそのまま挿してセラーに入れておくのがほとんどです。ただ味わいが変化しそうなワインはきちんとケアして保管しています。(これは次の回でご紹介しますね)
では、どんなワインが変化し易いかというと、こんなワインです。
【変化し易いワイン】
➀スパークリングワイン全般
②自然派ワイン
③味わいが繊細で辛口ワイン
ん?それって結構多くない?
と突っ込みを受けそうなので、では逆にどんなワインなら変化しにくいの? というと、
【変化しにくいワイン】
Ⓐ甘口ワイン(デザートワイン)
Ⓑ重厚で複雑なワイン
となります。
Ⓐ甘口ワインはその名の通り、糖度が高いので、甘いほど保存が利きます。(セラーや冷蔵庫で数週間!)
明らかな甘口ワインでなくても、甘めのワインはやはり変化しにくいです。
Ⓑ重厚で複雑なワインは、いわゆるフルボディータイプのワインです。
ブルゴーニュよりもボルドータイプ。
色も濃い目で、アルコール度数も高いと長持ち率UP!
特にステンレスタンクではなく、樽で熟成しているタイプ。例えて言うなら、化粧が厚い分スッピンがバレにくいとでも言いましょうか。
と、ここまで言っておいてなんですが、どのように変化していくのか、その方向性や度合を楽しむのが残ったワインの楽しみ方です。
案外二日目に美味しくなるワインも意外なワインだったりして、その発見が嬉しかったりします。
甘口ワインを除くと、通常3日~1週間くらいは通常の保存ではその変化を含めて楽しめると思ってください。
結論
保存に向くのは、変化しにくいワイン(デザートワインなどの甘口ワインやフルボディータイプの重厚で複雑なワイン)
ただし、セラーや冷蔵庫で保管して3日~1週間くらいで飲む。
次回は具体的な保存のおすすめ方法についてご紹介させていただきます。