見出し画像

目を引く表紙の作り方


頭の中にはイメージがあるのに、
実際に作ってみたら、なんかちがう……
しっくりこない……


そんなことありませんか?
(私はよくあります…)



noteの表紙、
スマホだったら見えにくいけれど、
iPadやパソコンで見ると、パッと目に入ってくるのです。



そういうとき、私は表紙をぼんやりと「眺めて」います。
つぎ何読もうかな〜〜って(笑)


noteを始めて1ヶ月ほどですが、
他のサイトで「見出し画像」を何度も作ってきて、
何度も「イマイチちがう…」となって、
いっぱいいっぱい試行錯誤した私の、

「あ。このやり方良いかも」という発見(?)をお話します。


浮きにくい書体で、「ロゴっぽく」タイトルを入れる


「今の若い子」は「ちょっと古いもの」に敏感です。

「ちょっと古いな」と思ったら、一歩引いてしまう。
(「今の若い子」だとか「ちょっと古い」だとか、
言い回しで不快にさせてしまったら本当にごめんなさい。)


ここからは19歳の私の、個人的な感覚になってしまうのだけど、

「ちょっと古い気がする?」の代表が「明朝体」です。

デジタルの世界に浸ってるとき、
目にするのはゴシック体ばかり。

「明朝体」って、デジタルの媒体だとちょっと浮いちゃうんです。


こういうシンプルな背景なら「ちょっと古い」とまでは思わないけど、
「風景の画像×明朝体」とか。


もちろん、こういう表紙が「よくない」わけではないのです。
世代によっても人によっても感覚が違うから、響く人には響きます。

けどもし、「若い子にも読んでほしいな」と思うなら、
少し変えた方がいいかもしれません。


あと意外と、手書きっぽい書体も浮きやすい。
もっと正確に言えば、馴染ませるのが難しい。


中にはこういう書体を使いこなしてる人もいるけれど、
使いこなすのが難しい書体かな、という感覚です。

私も何回か「手書きっぽい書体使いたい!!」と思って使ったけど、
何回挑戦しても上手く使えませんでした。


じゃあ、「ゴシック体ならいいのか!」


悪くはないんだけど、ちょっと普通すぎて、
「パッと目を引く」には足りないかな。



「今の人」はチラシでも本の帯でもホームページでもSNSでも、
デザインが凝ったものに慣れています。

「ちょっと凝ったもの」「ロゴっぽいもの」に惹かれます。(たぶん)

「丸ゴシックぽい」フォントを選ぶと、なんか上手くいくなというのが私の感覚。

丸ゴシック

ここから少しズレてるものを選ぶと、より「ロゴっぽく」なります。


マメロン

これが、私が前回の表紙に使ったマメロンフォント。


07ロゴたいぷゴシック7
源柔ゴシック等幅 Normal


(フォントの知識に乏しいので、「これ丸ゴシックと全然違うよ!!」と思われたらごめんなさい…汗)


ここまでに出てきた書体をザーッと並べてみるとこんな感じ。

明朝


手書きっぽい書体↓↓



角ゴシック
丸ゴシック
マメロン(表紙に採用したもの)
07ロゴたいぷゴシック7
源柔ゴシック等幅 Normal



「真っ黒」から少しずらす


あとね、文字の色も大事。
これ実は、真っ黒じゃないんです。
真っ黒だとこんな感じ。


私が表紙につかったのはこちら↓↓


この写真でわかるかな(汗)
すっっっごくわかりにくいんですけど、ちょっと茶色っぽくしてるんです。

真っ黒よりも浮かなくて、画像に溶け込んでくれるんです。


真っ黒
茶色っぽい黒

(気づいてしまった。この表紙だと真っ黒でもかわいい。
背景にある写真の色によります。)


赤っぽい黒


青っぽい黒


真っ黒じゃなくて、他の色に少し寄せるのがポイント。
背景にある色に近づけると馴染みやすいです。



文字が目に入る仕組みをつくる


他に意識しているのは文字の読みやすさ。


けどけど、「読みやすいように」って縁取りすると、
「なんか違う!」ってなりません…?!


縁取らないと読みにくいんだけど、縁取るとなんか違うの。

そういうときに使える裏技があります。



半透明の下敷きを挟む


↑これ!(こうして見るとアラが見えるっっ汗)

文字の下に挟むと、縁取らなくっても読めるんです!!
私は「下敷き」って呼んでます。


使っているのはアイビスペイントというアプリ。

白いペンで丸をかく→透明度を上げる

(詳しい作り方は、下の方の「おまけ」で紹介しています。
わかりにくいかもしれないけれど…汗)

ポイントは、「背景との境目がくっきりするようにかく」こと。

今の子受けする表紙は、「くっきり」「はっきり」「シンプル」がポイントです。


続いて紹介するのは応用編。


赤い印の部分をタップすると、白い下敷きを黒い下敷きに変えられるのです……!!!

黒い下敷きを使うときは、「白い文字」にするだけで文字がくっきり読みやすくなります☘️


どっちもかわいい。どっち使うか迷う〜



「下敷き使ってもまだ読みにくいかも」とか、
「下敷きを使わずに読みやすくしたい!」というときに使えるのが、

「透明度を上げる」というワザ。


画像の透明度を上げる

写真の「透明度合い」を、アプリを使って変えることができるんです。

イメージで言うと、「トレーシングペーパーを重ねる」感じかな……。
トレーシングペーパーがどの世代にも通じるワードなのかわからないけど、
端的に言えば「透ける紙!」

プレゼントのラッピングに使うとおしゃれに見えたり、
塗り絵に重ねてなぞったりするやつです。


赤い丸をつけたバーを調整すると、透明度を変えられるんです。

背景の方を薄くすることで、字が読みやすくなります。



文字を少なく。シンプルに。


文字の少なさも大事だなって思っています。

表紙を「読んでいる」のではなく
「眺めている」のです。

パッと目に入ってくるようにするには、「短さ」「シンプルさ」が大事になってきます。

シンプルにシンプルに。
(シンプルすぎると寂しくなっちゃうけど…)

一行に収まるくらい、
読点が必要ないくらいが理想です。


長くなったのでポイントまとめ。

・「丸ゴシックぽいフォント」でロゴっぽく
・読みやすくするときは「縁取り」ではなく「下敷き」をつかう
・透明度を調節すると、背景の方を薄くできる
・「くっきり」「はっきり」「シンプルに」





おまけ。この表紙のレシピ。

材料
・アイビスペイント(アプリ)
・ガーリードロップの画像
・マメロンフォント

*ガーリードロップ:女の子二人組で運営している、おしゃれでガーリーなフリー写真素材サイト(公式ページより)

【アイビスペイント利用者さん向け】

1. フリー写真をダウンロード
2. noteの表紙をスクリーンショットする(同じ大きさで作るために)
3. マイギャラリーの「+」から、写真読み込みでスクショした表紙を選択する
4. カメラマークで使いたい画像を選択
5. サイズ調整
6. 新しいレイヤーを追加し、ペン(ハード)を選択
7. 白いペンで丸をかく
8. レイヤーの透明度を上げる
9. 文字追加

【アイビスペイント初心者さん向け】

下準備

1. フリー写真をダウンロード
2. noteの表紙をスクリーンショットする(同じ大きさで作るために)

土台をつくる

3. アイビスペイントのマイギャラリーの「+」を押す
4. 写真読み込みをタップ
5. スクショした表紙を選択する
6. 右下のレイヤーのマークをタップ
7. 「カメラマーク」を押して表紙に使いたい写真を選択
8. 写真を拡大して大きさを合わせる

下敷きを用意する

9. 右下のレイヤーマークをタップ
10. 「+」を押してレイヤーを追加
11. レイヤーの画面を閉じて、左のバーの「ブラシ」を押す
12. ペン(ハード)を選ぶ
13. 右の「不透明度」を30~50%くらいにする(適宜調整)
14. 白い丸をかく

文字入れ

15. 左のバーの「文字入れ」をタップ
16. 写真の真ん中あたりをタップし、「文字追加」を押す
17. 白い枠に文字を入れる
18. 左下のフォント、下のバーの「サイズ」「スタイル」で色やサイズを調整

画像をダウンロード

19. 右下の「←」を押して「画像を保存」

おまけのはずのレシピ、すごく長くなっちゃった汗

折り紙の折り方の説明書みたい…(細かさが)
折り紙の折り方、超丁寧に書いてくれてるのに、解読するの大変なんですよね。
「この矢印はどうなってるの?!」ってよくなってました(笑)



私の感覚、日々感じていることをベースに書いたので、ここに書いたことが「絶対」とはとても言えません。

利用者さんの特徴、年代によっても求められるものが変わってくると思うので、

「ちょっとしたヒント」として受け取ってくださると幸いです。


ぜひぜひ、表紙作り楽しんでください🥰

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