![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/153313440/rectangle_large_type_2_22bb2d1a961d24cf099fe989a660fc85.png?width=1200)
目を引く表紙の作り方
頭の中にはイメージがあるのに、
実際に作ってみたら、なんかちがう……
しっくりこない……
そんなことありませんか?
(私はよくあります…)
noteの表紙、
スマホだったら見えにくいけれど、
iPadやパソコンで見ると、パッと目に入ってくるのです。
そういうとき、私は表紙をぼんやりと「眺めて」います。
つぎ何読もうかな〜〜って(笑)
noteを始めて1ヶ月ほどですが、
他のサイトで「見出し画像」を何度も作ってきて、
何度も「イマイチちがう…」となって、
いっぱいいっぱい試行錯誤した私の、
「あ。このやり方良いかも」という発見(?)をお話します。
浮きにくい書体で、「ロゴっぽく」タイトルを入れる
「今の若い子」は「ちょっと古いもの」に敏感です。
「ちょっと古いな」と思ったら、一歩引いてしまう。
(「今の若い子」だとか「ちょっと古い」だとか、
言い回しで不快にさせてしまったら本当にごめんなさい。)
ここからは19歳の私の、個人的な感覚になってしまうのだけど、
「ちょっと古い気がする?」の代表が「明朝体」です。
デジタルの世界に浸ってるとき、
目にするのはゴシック体ばかり。
「明朝体」って、デジタルの媒体だとちょっと浮いちゃうんです。
![](https://assets.st-note.com/img/1725344724-rV0mfaLDhHwFtWsyC5Pj7UbB.png?width=1200)
こういうシンプルな背景なら「ちょっと古い」とまでは思わないけど、
「風景の画像×明朝体」とか。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/153310046/picture_pc_1e17abd0174ed725fa3173b45946fd82.png?width=1200)
もちろん、こういう表紙が「よくない」わけではないのです。
世代によっても人によっても感覚が違うから、響く人には響きます。
けどもし、「若い子にも読んでほしいな」と思うなら、
少し変えた方がいいかもしれません。
あと意外と、手書きっぽい書体も浮きやすい。
もっと正確に言えば、馴染ませるのが難しい。
![](https://assets.st-note.com/img/1725344724-MV4mruCfWYPqns26Bo39bLJR.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1725344725-nmbZh8QBUJTrV5YNl2E3xKc4.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1725344725-Czns1S9YqZJTrBxc03jfb2d4.png?width=1200)
中にはこういう書体を使いこなしてる人もいるけれど、
使いこなすのが難しい書体かな、という感覚です。
私も何回か「手書きっぽい書体使いたい!!」と思って使ったけど、
何回挑戦しても上手く使えませんでした。
じゃあ、「ゴシック体ならいいのか!」
![](https://assets.st-note.com/img/1725345000-YKmO1GavRCjHuyrhS3ztgbBD.png?width=1200)
悪くはないんだけど、ちょっと普通すぎて、
「パッと目を引く」には足りないかな。
「今の人」はチラシでも本の帯でもホームページでもSNSでも、
デザインが凝ったものに慣れています。
「ちょっと凝ったもの」「ロゴっぽいもの」に惹かれます。(たぶん)
「丸ゴシックぽい」フォントを選ぶと、なんか上手くいくなというのが私の感覚。
![](https://assets.st-note.com/img/1725344725-yAsEjXHrxq6iYQdfRva8GZce.png?width=1200)
ここから少しズレてるものを選ぶと、より「ロゴっぽく」なります。
![](https://assets.st-note.com/img/1725344725-4RpIFtr1GkTlwHbm7MqA5heV.png?width=1200)
これが、私が前回の表紙に使ったマメロンフォント。
![](https://assets.st-note.com/img/1725344725-gCEzUN14l6AR3X25DbisQMGe.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1725344724-7MylUxiTaqrCAvENL9WPH41h.png?width=1200)
(フォントの知識に乏しいので、「これ丸ゴシックと全然違うよ!!」と思われたらごめんなさい…汗)
ここまでに出てきた書体をザーッと並べてみるとこんな感じ。
![](https://assets.st-note.com/img/1725344724-O0UMfJk5HNtFhaTQv2simEcx.png?width=1200)
手書きっぽい書体↓↓
![](https://assets.st-note.com/img/1725344725-tdsP0vCuOE3zYheNnmGx8JFw.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1725344725-eXd2b8an3LtrASuNQ1vKG5kI.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1725344725-7KIglU4P0qnEhoFaZ16exrDT.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1725344724-jtz1Z5wGRfALu7J2ehlgEDyC.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1725344724-y4CXqm6zoKIs0dVaPuwnDGB7.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1725344725-bI7VWtOGCPEsz4qng1QH5iLA.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1725344725-9Ot5sCyF1DG46fV7AguNQLj8.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1725344725-8RZk1HEKpm6MceaqAnNJu9xg.png?width=1200)
「真っ黒」から少しずらす
あとね、文字の色も大事。
これ実は、真っ黒じゃないんです。
真っ黒だとこんな感じ。
![](https://assets.st-note.com/img/1725345281-NlZIyFiV7MCP0J6fo2TWs4tk.png?width=1200)
私が表紙につかったのはこちら↓↓
![](https://assets.st-note.com/img/1725345316-Drg6HohjzRmpA03eiNOQK729.png?width=1200)
この写真でわかるかな(汗)
すっっっごくわかりにくいんですけど、ちょっと茶色っぽくしてるんです。
真っ黒よりも浮かなくて、画像に溶け込んでくれるんです。
![](https://assets.st-note.com/img/1725345355-qoCgHZd8XJQLFDE7cjBrA6WI.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1725345355-oUHK4d6f7pML2TY1lINyqmwS.png?width=1200)
(気づいてしまった。この表紙だと真っ黒でもかわいい。
背景にある写真の色によります。)
赤っぽい黒
![](https://assets.st-note.com/img/1725345415-ZbJC1rnMo27aGqgiL6FdT3w0.png?width=1200)
青っぽい黒
![](https://assets.st-note.com/img/1725345415-kKxWGPl3O2RmvILbcADa6qsf.png?width=1200)
真っ黒じゃなくて、他の色に少し寄せるのがポイント。
背景にある色に近づけると馴染みやすいです。
文字が目に入る仕組みをつくる
他に意識しているのは文字の読みやすさ。
けどけど、「読みやすいように」って縁取りすると、
「なんか違う!」ってなりません…?!
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/153310448/picture_pc_8775c37cbfe92245ac93c3e97085c2ff.png?width=1200)
縁取らないと読みにくいんだけど、縁取るとなんか違うの。
そういうときに使える裏技があります。
半透明の下敷きを挟む
![](https://assets.st-note.com/img/1725346003-bK4cGWNSgfeCnMU9mLR7J8Yr.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1725345501-ibZkDuXJGEglx7Sy9fU15zje.jpg?width=1200)
↑これ!(こうして見るとアラが見えるっっ汗)
文字の下に挟むと、縁取らなくっても読めるんです!!
私は「下敷き」って呼んでます。
使っているのはアイビスペイントというアプリ。
白いペンで丸をかく→透明度を上げる
(詳しい作り方は、下の方の「おまけ」で紹介しています。
わかりにくいかもしれないけれど…汗)
ポイントは、「背景との境目がくっきりするようにかく」こと。
今の子受けする表紙は、「くっきり」「はっきり」「シンプル」がポイントです。
続いて紹介するのは応用編。
![](https://assets.st-note.com/img/1725345609-I8M0X6VEcsJaxgCofGFYNm93.jpg?width=1200)
赤い印の部分をタップすると、白い下敷きを黒い下敷きに変えられるのです……!!!
黒い下敷きを使うときは、「白い文字」にするだけで文字がくっきり読みやすくなります☘️
![](https://assets.st-note.com/img/1725345633-5crBQ7fPCNOxJDpj2VeHyvUg.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1725345633-AXtN1rjg9CaVpoBPz2F7lDSy.png?width=1200)
どっちもかわいい。どっち使うか迷う〜
「下敷き使ってもまだ読みにくいかも」とか、
「下敷きを使わずに読みやすくしたい!」というときに使えるのが、
「透明度を上げる」というワザ。
画像の透明度を上げる
写真の「透明度合い」を、アプリを使って変えることができるんです。
イメージで言うと、「トレーシングペーパーを重ねる」感じかな……。
トレーシングペーパーがどの世代にも通じるワードなのかわからないけど、
端的に言えば「透ける紙!」
プレゼントのラッピングに使うとおしゃれに見えたり、
塗り絵に重ねてなぞったりするやつです。
![](https://assets.st-note.com/img/1725346233-SVmRjMCBuwi75zyOJvLnpFAG.jpg?width=1200)
赤い丸をつけたバーを調整すると、透明度を変えられるんです。
背景の方を薄くすることで、字が読みやすくなります。
文字を少なく。シンプルに。
文字の少なさも大事だなって思っています。
表紙を「読んでいる」のではなく
「眺めている」のです。
パッと目に入ってくるようにするには、「短さ」「シンプルさ」が大事になってきます。
シンプルにシンプルに。
(シンプルすぎると寂しくなっちゃうけど…)
一行に収まるくらい、
読点が必要ないくらいが理想です。
長くなったのでポイントまとめ。
・「丸ゴシックぽいフォント」でロゴっぽく
・読みやすくするときは「縁取り」ではなく「下敷き」をつかう
・透明度を調節すると、背景の方を薄くできる
・「くっきり」「はっきり」「シンプルに」
おまけ。この表紙のレシピ。
材料
・アイビスペイント(アプリ)
・ガーリードロップの画像
・マメロンフォント
*ガーリードロップ:女の子二人組で運営している、おしゃれでガーリーなフリー写真素材サイト(公式ページより)
【アイビスペイント利用者さん向け】
1. フリー写真をダウンロード
2. noteの表紙をスクリーンショットする(同じ大きさで作るために)
3. マイギャラリーの「+」から、写真読み込みでスクショした表紙を選択する
4. カメラマークで使いたい画像を選択
5. サイズ調整
6. 新しいレイヤーを追加し、ペン(ハード)を選択
7. 白いペンで丸をかく
8. レイヤーの透明度を上げる
9. 文字追加
【アイビスペイント初心者さん向け】
下準備
1. フリー写真をダウンロード
2. noteの表紙をスクリーンショットする(同じ大きさで作るために)
土台をつくる
3. アイビスペイントのマイギャラリーの「+」を押す
4. 写真読み込みをタップ
5. スクショした表紙を選択する
6. 右下のレイヤーのマークをタップ
7. 「カメラマーク」を押して表紙に使いたい写真を選択
8. 写真を拡大して大きさを合わせる
下敷きを用意する
9. 右下のレイヤーマークをタップ
10. 「+」を押してレイヤーを追加
11. レイヤーの画面を閉じて、左のバーの「ブラシ」を押す
12. ペン(ハード)を選ぶ
13. 右の「不透明度」を30~50%くらいにする(適宜調整)
14. 白い丸をかく
文字入れ
15. 左のバーの「文字入れ」をタップ
16. 写真の真ん中あたりをタップし、「文字追加」を押す
17. 白い枠に文字を入れる
18. 左下のフォント、下のバーの「サイズ」「スタイル」で色やサイズを調整
画像をダウンロード
19. 右下の「←」を押して「画像を保存」
おまけのはずのレシピ、すごく長くなっちゃった汗
折り紙の折り方の説明書みたい…(細かさが)
折り紙の折り方、超丁寧に書いてくれてるのに、解読するの大変なんですよね。
「この矢印はどうなってるの?!」ってよくなってました(笑)
私の感覚、日々感じていることをベースに書いたので、ここに書いたことが「絶対」とはとても言えません。
利用者さんの特徴、年代によっても求められるものが変わってくると思うので、
「ちょっとしたヒント」として受け取ってくださると幸いです。
ぜひぜひ、表紙作り楽しんでください🥰