旅を味わうように、人生を味わう
あっという間の2週間。それでも色濃い14日間だった。
ニュージーランドに来て、いろいろなことを学んだ。「自然とともに生きていくことのティップス(tips)」や「日々の生活において間(ま)を大切にすること」「他者に対して優しくすること」など、滞在中に関わった人やニュージーランドの日常を垣間見ることで、私の生き方や人生観はまた少し広がった。
旅は、いつも私の世界を色鮮やかにしてくれる。出会ったことのない価値観や、考え、文化に触れて、新たな気付きや発見をくれる。新しい感情が芽生え、自己認知に繋がることもある。だから旅って、やめられない。毎度毎度わくわくするんだもの。
人生、うまくいく時もあれば、そうじゃない時もある。旅も同じで、うまくいくこともあれば、想定外のことだらけだったりする。
例えば、無人島で迷子になったり、三脚代りに使っていたセルカボーを無くしたり、他にも、今回の旅で上手くいかなかったというより大変だったのは、ホステルのルームメイトが一晩中ラジオを鳴らしていて全然寝られなかったこと🥲どんなに英語の勉強になるからと自分に言い聞かせても、さすがに大ボリュームのラジオには頭がおかしくなりそうだった。60代のおじいちゃん。。。これはさすがに朝4時ごろ、彼が起きたタイミングでラジオは止めてもらいました。
ただ、どれだけ大変でも必ず朝はやってくる。寝不足だとしても、いざ過ぎ去ってみると、それも含めて、「あぁ、これが旅なんだなぁ」って。その時は超絶しんどいんだけど、振り返ってみるとクスッと笑っちゃうような思い出に変わる。
旅を味わうように、人生を味わうこと。
どんなに今が大変でも、必ず晴れるから。ニュージーランドで雨が降った後、必ずきりっとした晴れの天気がやってきたように。燦々と陽光が降り注いだように。
不安なこともたくさんあるけれど、人生ジグザグで良いのだと。それも含めて人生になるのだと。だから、慌てなくて良いし、焦らなくても良い。社会の軸を追いかけ、追い越し、追い抜こうとしなくても良いんじゃないかな。
自分のペースで生きていったらよいのではないかと、感じた時間でした。