スクールカウンセラーって残業する?6年目だからわかるメリット&それでも残業しない理由
スクールカウンセラー歴6年のももこです。
スクールカウンセラーの方、残業されてますか?
どんな業種でも残業するかどうか?はよく話しになります。
今でこそ、私は「残業はしない派」ですが、はじめのうちは残業よくしてたんです。
1.残業するメリットはもちろんある
たしかに、スクールカウンセラーが残業するメリットはあります。
1-1 先生方ってとにかく忙しい!
ゆっくり話を聞けるのは子供たちが帰ったあと。委員会などがあると、夕方になってしまうこともあります。先生方ともその時間になると、やっと落ち着いて話しができます。
1-2 終わってない業務が片づけられる
スクールカウンセラーの業務である記録やおたより作成も以外と時間がかかります。終わってない仕事が片付かないときは、残業して片づけます。
1-3 仕事に情熱を持っているように思われる
実際に、残業しただけで「情熱もっているね!」と言われたことはありませんが、残業をよくしていた職場では、退職時に「一生懸命仕事にとりくんでくれてありがとう」と言われたことが。
当時を振り返ると、目に見えるがんばりって残業してたことぐらいかなって思うんですよ。初任者で右も左もわからなかった頃ですし。
2.「残業しない派」の理由
スクールカウンセラー歴6年の今、「残業しない派」です。
理由は、
2-1.残業代がでない
原則として、就業規則として残業代はでません。
もし、「業務を延長する場合は管理職に確認して、延長した分、次週の勤務からその時間分を減らすよう調整する」が基本です。
まれに、保護者との面談がどうしても業務時間外からスタートとなってしまったときは、次週で調整されることはありました。
学校という組織は、残業する人がほとんど。たかが「20~30分残業します。(だから来週少し早く帰りたい)」とか私ならいえません。
2-2.「残業する人」という印象になる
うっかり残業を積み重ね、いつしか「残業する人」という印象になってしまった場合、先生方も
「このカウンセラーさんは残業してくれる人なんだな」
「あとで話せばいいかな」
と、就業時間内になんとか納めなくてもいい流れになっていくこともあります。
気づいた時には、「残業する人」のデフォルトが外せなくなります。
2-3.次に配属されたカウンセラーが困ることがある
スクールカウンセラーは異動します。
前のスクールカウンセラーがめちゃくちゃ「残業する人」だった場合、自分が「残業しない派」だとそれだけで、なんか頑張ってないイメージになることがあります。
もちろん、「残業してることで評価しないで欲しい。仕事の内容で判断してほしい!」という意見もありますし、そのとおりなんですよ。
でも、私が初任でスクールカウンセラーなりたての頃、
「前のカウンセラーさんは、熱心で7時くらいまで残ってた」
って言われた時に、「それぐらいやるのがフツーなのかな」って素直に受け止め、同じように残業してたんです。
他を知らないってこわいですね。
スクールカウンセラー6年目になった今、当時を振り返ると、
「7時まで仕事してるの?!」
「毎回の仕事がつらくならないかな?」
って思ってしまいますが。
つまり、自分は「残業する派」の人は、次にその職場に配属された人に影響を与えることがあることを知ってほしいです。
まとめ
スクールカウンセラーの残業について、私が体験してきたメリットやそれでも残業しない理由について書いてみました。
現在の私は、子どもが産まれてから、ほぼ定時かちょいすぎには仕事を終えるようにしています。相談が終わらなくて、少し伸びることはありますが、「時間には帰る人」という印象になってると思います。
仕事は多忙なので業務時間内は、とにかくフル稼働。残業せずとも、先生方とのコミュニケーション・仕事の質を落とさないことをモットーに。でもそれって6年目の今だから言えることです。
今後もスクールカウンセラーのあれこれについて書いていきたいと思います。
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