スクールカウンセラーのリアルな一日~仕事ってどんな感じ?
☑「スクールカウンセラーをめざしているけど、どんな一日を過ごすのかな?」
☑「公認心理師の資格とったけど、スクールカウンセラーってどんな働き方をしているのかな?」
こんな疑問ありませんか?
この記事では
・スクールカウンセラーをめざしている人
・スクールカウンセラーに興味がある人
に向けて、現役スクールカウンセラー6年目のももこが「1日の仕事」についてまとめました。
1.スクールカウンセラーの1日
私がスクールカウンセラーとして勤務している学校での1日の様子です。
けっこうやることが多いですね。
常勤のスクールカウンセラーもいますが、週1or2日の勤務形態が多いです。すなわち、週5勤務ではない場合、業務は凝縮して行うことになります。
そのため、学校にいられる時間を最大限利用して、できることをやっています。
2.1日の仕事の内容は?
仕事の内容は大きくわけると下のようになります。
【情報共有】:管理職や養護教諭・担任と観察・面接・最近の様子などについて報告したり、話を聞きます。
「今日の面接は〇〇でした。お母さんの希望は〇〇のようです」
「A君は算数の時間は集中して取り組んでました。計算はできても文章題は苦手のようです」
養護教諭「B子ちゃんは最近よく保健室にくるんです」など
【面接】
保護者面接:事前に予約されて面接を行うことがほとんどです。
児童面接:クラスで落ち着かなくて担任に依頼されたり、児童本人が面接を希望して行うこともあります。また、保護者の希望で毎週行うこともあります。
【その他】
委員会:学校にはさまざまな委員会があり、スクールカウンセラーが出席を依頼されることがあります。
記録:面接の記録・業務連絡の記録などがあります
おたより:学校によっては月ごと・学期ごとにスクールカウンセラーだよりを配布することがあります。業務時間の合間におたよりを書きます。
3.お昼休みも仕事だと思おう
私の勤務する学校では、お昼休みは45分です。ですが、45分自由に食事をとるということはありません。不登校児童やクラスにいられない子どもと一緒にお昼をとることがあります。
子どもとの対応がない場合は、
・ 記録作成
・ おたより作成
・ 面談・観察予定の子どものWISC結果の確認
・ 職員室の自席の周りの先生・職員の話をきく
やはり、学校にいられる時間が少ないので、業務をすすめたり、まわりの先生方の話しから児童や学校のようすを知るようにしています。
とくに、いろんな方から話を聞くことは、スクールカウンセラーの仕事についてだったり、自分自身を知ってもらうためにもメリットが多いです。
「スクールカウンセラーって何してくれるの」
「どんな人なんだろう?」
って思ってる人が、先生や職員の中にたくさんいるということを知っておくことが大事です。
別にぐいぐい話をしてまわる必要はないんです。
挨拶や校内の子どもの子を伝えてみることで、会話が広がります。どんな人がスクールカウンセラーとして来てくれているのかを周りの人に知ってもらうと、周りの人も自分も仕事がしやすくなります。
とくに、週の勤務が少ないスクールカウンセラーは、昼休みも含めた学校にいる時間全部が仕事だと思っておいて損はないでしょう。
まとめ
スクールカウンセラーの「1日の仕事」についてまとめました。今後もスクールカウンセラーの仕事をもっと知ってもらえるように記事を書いていこうと思います。
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