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『けものフレンズ』(シーズン1):最終話(第12話)感想

『けものフレンズ』(シーズン1)を1話視聴するごとに感想や考察を書いていくことで、初見でどこまで物語を理解できたか、物語の展開予想はあっていたかを後から振り返って検証するネタを書き溜めてきた。
これでやっと完走。ちょっとしたお遊びの小ネタのつもりだったが、作品がアレなので(失礼!)かなり大変だった。


最終話(第12話)の感想

終わった。ついに? ようやく? この作品を視聴し終えて、私は何から語ればよいのだろうか。

最終話で明示されたのはカバンちゃんが「ヒトのフレンズ」だったことだ。これまでの私はカバンちゃんのことを「人間のフレンズ」「人間」「ヒト」と様々に表現してきたが、厳密には「ヒトのフレンズ」だった。これは以前も書いた「ヒト科ヒト族ヒト亜族」のヒトということだ。

最終話の展開で重要だったのがこれで、カバンちゃんが「ヒト」ではなく「ヒトのフレンズ」だったことでセルリアンに食べられたが、フレンズ化が解除されただけで助かった。そして、物語はハッピーエンドを迎えた。

最終話まで見てきた印象では、『けものフレンズ』を物語の典型に当てはめると「金の羊毛」ジャンルになるだろう。このnoteでこれまでに様々取り上げているとおり、金の羊毛ジャンルの物語で必須となる3つの基本構成は次の通りだ。


  1. ジャパリパークを巡る旅路。図書館を目指し、次に海を目指してきた道程

  2. チーム
    ジャパリパークを一緒に旅した仲間たち。カバンちゃん、サーバル、そしてラッキーさん

  3. 報賞
    旅の果てにカバンちゃんの縄張りを見つけ出すこと。その解決手段として図書館に/海にたどり着くこと。
    しかし、報賞が手に入るかどうかに関わらず、本当に大切なものは旅を通じて紡ぎあげた仲間たちの絆と主人公の成長という結論になるのがこのジャンルの定番だ

「金の羊毛」は主人公の成長の物語だ。主人公は旅の中で様々な人に出会い、様々な経験をして、その経験からの学びで成長する。最終話でかばんちゃん自身が語った成長は(記憶に頼っているので不正確かもだが)

  • 食べ物を見つけられるようになった

  • 木登りができるようになった

  • 夜安全に寝る方法を身に付けた

だったが、本当の成長はクライマックスの戦いで危険を冒してサーバルを助けた勇敢さを身に付けたことだろう。

全12話の『けものフレンズ』のストーリーで主人公・カバンちゃんはゆっくりとではあるが、着実に成長してきたことが示された。しかし、ストーリーの途中でその成長過程がどう表現されていたのか、私にはわからなかった。

まとめ

ちょっとした企画ネタとして『けものフレンズ』(シーズン1)を視聴してきた。この作品を選んだのは身近な人に勧められたこと、私自身、何となくではあるがかなり評判の良い作品だという噂を聞いていたからだ。

その噂以外には事前のネタバレ情報は持ってなかった。その中で1話視聴ごとに感想を書き、今後の展開を予想してきたわけだが、率直な感想としては本作が高評価な理由はわからなかった。

この作品で最も肝となる設定はカバンちゃんが「ヒトのフレンズ」だった点と理解しているが、その可能性は本作序盤で暗示されていたので、私にはクライマックスでの種明かしは全く意外ではなかった。多くの人がそうだったのではないだろうか。

今後は気の向くままに、本作放映当時には具体的にどう評判だったのか、当時の視聴者はどんな感想を持っていたのかを調べてみて、何か新しい気づきがあればここで取り上げたい。

本企画のルール

  • 各話を1度だけ視聴して感想や考察を書く

  • できれば視聴後数日以内に書く(でも、公私で忙しい時期は無理かも)

  • 記憶に頼って記載するため、物語に登場するキャラクター名や地名などは間違っている可能性があるが、ネットで調べて訂正などは行わない

ちなみに、私は本作がかなり評判がよかったこと、シーズン2は酷評されたことは何となく知っているが、ネタバレには一切接していない(2024年9月24日現在)

参考情報

本ブログで使用している物語のジャンル名(「金の羊毛」「バディとの友情」など)は下記エントリーで紹介しているので、興味があればご参照ください。

https://note.com/momokaramomota/n/n59516100fd93


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