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【前編】富士宮ルートで女3人初富士山
最高のダチ二人と一緒に富士山に登ってきた!
一人は吉田ルートで一度富士山経験済み、私含む残り二人は登山自体もほぼ未経験。
体力ステータスとしては、2名元バスケ部1名元バレー部、大学中は遊び、今年から週1でボクササイズに通い始めた。そこらへんの女子よりは体力ある25歳。
年初に2023年の目標について話してる時に友達が「富士山登りたい」と言い出したのがきっかけ。
私はあまり登山に興味はなかったんだけど、経験者の「日本で1番高いところだから今まで見た景色で1番よかった」っていう言葉に俄然興味が湧いたので行ってみることにした。
最初に全体を通しての感想なんだけど
めっちゃ楽しかった!!
大変だったけとしんどくはなかった!
自然はとても美しくて人工物では勝てない魅力があり、海とは違う感動があった!
では、何がどうしてそうなったのか、最初から振り返る!GO!
12:30 五合目到着 標高2400m
既に標高2400m。
めっちゃ高い。
友達は頭がくらくらするって言ってたけど私はあまり分からず。当然だけど個人差ある。
富士山に登る4つのルートの中で富士宮ルートは1番距離が短い。最短で崖を一気に登っていくため短時間で標高が上がり、高山病になりやすい。予防のためにまずは5号目で1時間ほど休憩して体を慣らす。
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まだ何もしてないのに
富士宮ルートの5号目はほぼ何も設備がない!
トイレは仮設が15個くらい並んでるんだけど、なぜか男性の小便器のトイレにドアがなくて、立ちション男性の後ろ姿が5人くらい並んでて目を瞑りながらめっちゃ笑った。しかも売店のすぐ裏だから絶対目に入る。なんでドア代ケチってみたんだろう。
カップラーメン食べて準備体操して、いざ出発!
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13:30 五合目出発 標高2400m
![](https://assets.st-note.com/img/1690788664992-jY6dCHxDNm.jpg?width=1200)
初っ端からこの角度。伝わるかなこの急こう配。
白い子が手ついてるの、手つかないと上がれないから。
富士宮ルートはロッククライミングと聞いてたけどすでに片鱗が見えた。
13:55 六合目到着 標高2490m
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坂やば~とか言ってたらすぐ六合目についた。五〜六合目は正直秒。何合目までがどれくらいとか調べてなかったから富士山いけるな?と思った。
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そんで何より伝えたいのがこの景色の良さ。本当にラッキーな我々は天候に恵まれた。真っ青な空と白い雲、燦燦と輝く太陽と、それによって照らされた青々とした緑、ほんっとうにきれいだった!青々とした緑って表現あってる?でもまじで青々としていたの!なんかいま画像でみても涙が出そうなほど美しいって思うの私だけかな。。実物みたからかな。。空が、、雲が、、緑が美しすぎるよ、、何度も同じこと言っている。。。
下界で買ったお菓子を食べていざ七合目へ出発!
14:10 六合目出発 標高2490m
この時はまだ六~七合目の長さを調べていなかったので富士山を完全にナメていてメンタルがめっちゃ元気だった。まさに根拠のない自信。
でも、その元気さとは裏腹に空気が薄いからすぐに息が切れる。「まだ元気だぜ!」って言ってる動画でめちゃくちゃハアハアしてた。
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実際には六~七合目がすべての工程の中で一番長く、五~六合目の3倍かかる。途中で長すぎることに気づいて思ってたのと違くね?となった。
富士宮ルートは登山と下山のルートが同じなので狭い道で下山組とすれ違う。なのである程度広くなった曲がり角などで適宜休憩をとった。
ちなみに下山組がすごく挨拶してくれてとても気持ちが良かった!挨拶される度に疲れも飛んでいったのでこちらからも挨拶するようにしたらなんかさらに素敵な気持ちになった。
ただ疲れ度合いでいうとこの時が一番だった気がする。ボクササイズでも最初10分で疲労がマックスを迎えそのあとはずっとそれが続くって感じるんだけど、登山でも同じ疲労の持続を感じた。しかしあまりの自然の美しさが目の前に広がり続けているから後ろを振り返る度に体力が回復した。
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ここらへんからややロッククライミングが始まる。地面に埋まってるでかい岩が一番安定していて、小さい岩たちは安定しないし砂利があると滑るからあまり踏みたくなくて、一番厄介なのが埋まっていると見せかけてグラグラする岩なんだけど、どれを踏むべきかを瞬時に判断して登っていくの、すごく自分の中のサルを感じた。こんなとこ登ったことないし誰にも教えられてないのに考える前に体が動くの。うちらってまじでサルだったんだねってみんなで話した。全員ストックも杖も持ってなくて手足だけで崖を頂上まで登ったんだけど誰も転ばなかった。サルすぎる。
15:15 新七合目到着 2780m
約一時間かけて新七合目に到達。
途中で「新七合目っていう標識まであと300m」っていう標識を途中で見て、「『新』ってなに?『旧』とかないよね?(笑)」ってケラケラ笑いながら登ってたんだけど、ここで調べてみたら「元祖七合目」というものがさらに一時間先に待っているとわかり富士山の洗礼を受ける。疲労でハイになって逆に笑った。
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この時点で雲は下にあったり真横にあった!
今下界でこれをかいてるんだけど、当然ながら雲はすごく空の上の方にあって、私あれより上にいたんだ…って思うと信じられない気持ちになる。普通に冗談かと思うわ。
まだ新七号目なのにこんなに書いてしまった。
続きはまた後編?中編?で書くぞ〜!
追記
体力自慢のうちらでもかなり疲弊してきた中編はこちら👼🏻