企画のプロから教わった企画書づくりのポイント4つ
皆さんは、企画を立てること・企画書を書くことは得意ですか?
私は得意ではありません。ですが、新しいことを考えること自体は好きです。
自分1人で進めていけるものは、そんなに問題は起こらないのですが、1人で行う企画は限度があります。大きい仕事をするためには、たくさんの人の協力を得ることが必要ですよね。
最近、自分の企画力を伸ばすために「アイデアコンテスト」に応募することをはじめました。そんな私にアドバイスをくれたのが、企画を仕事にしている友人(ワタナベ氏)です。
そこで、ふだん会社の上司や先輩でさえ、こんなに細かくアドバイスくれないよ!というくらい丁寧なフィードバックをもらったので、忘れないうちに記事にまとめたいと思います。
★こんな方におススメ!
・企画書づくりに困っている方
・企画力を伸ばしたい方
(ゼロイチでアイデアを考えるというより、アイデアを企画書にまとめるところで躓いている方のヒントになると思います)
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企画書作りの重要ポイント4つ
読み手の想像力に委ねない
他と比べて何が違う?という観点をもつ
ストーリー性が重要
要点を得ないときは潔く削る
① 読み手の想像力に委ねない
まずは基本的なことから。企画書の基本は、「誰が読んでもわかるもの」だそうです。
読み手の想像力に委ねてしまうと、読み手によって解釈が異なり、思いも寄らない方向に進んでしまうリスクがあります。
私はこれが苦手で、自分の直感で企画書を作り進めてしまうことがあり、お恥ずかしい話、あとから突っ込まれることが多いです…。これを回避するために、全く畑違いの方に伝えることを意識しながら進める訓練を絶賛実施中です。
②他と比べて何が違う?という観点をもつ
その企画は他の類似商品・サービス・イベントと比較したら、何が違うのか?何が面白いのか?
初めてその企画に触れる人に、その企画の特徴を理解してもらうために、差別化ポイントをまとめることは有効です。
すでに知っている商品との比較であれば、「あ〜これはポッキーと言うもので、プリッツにチョコがコーディングされたみたいなお菓子なんだ」と、理解が早いですよね。(いい例えが思いつきません)
③ ストーリー性が重要
人は無意識に様々なことにストーリーをもたせて、物事を解釈するところがあるようです。逆にいうと、ストーリーを感じないことは意味を捉えることが難しいみたいです。
余談ですが、よく暗記のコツとして、複数の事象に結び付けたら覚えやすいと聞きます。それに近いことなのかもしれません。
企画書上では「こういう流れでこうなった」という導線を引いてあげることが重要です。そのためにもコンセプトが大事!
※ちなみにキャッチコピーとコンセプトは異なります。私も混同しており、しっかり指摘をいただきましたw
コンセプトは、企画の基礎となるもの。キャッチコピーは、それをターゲットとなる方に訴求するためのフレーズのことです。
④要点を得ないときは潔く削る
コンセプトやストーリーからやや外れてしまう細かい説明を入れてしまうことありませんか?(私はしょっちゅう入れてしまいます)
これをするとわかりづらくなってしまうんですよね…。そういう時は、思い切って企画書から省いてもOK!
「コンセプトを中心とした大枠の説明資料にする」
or
「中身を細かく詳細に説明する」
その企画書をもって何を伝えたいのか?によって、資料の作り方を振り切ってしまってもいいかもしれません。
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企画書づくりが得意になるには
ワタナベ氏には、他にも「全体的にお堅い感じがして、わくわくしない」等わりと単刀直入なアドバイスをもらいましたw
ですが、こんなに細かく丁寧にフィードバックしてもらえたことがなかったので、非常に有難い機会でした。
そんなワタナベ氏。はじめから天才みたいにスムーズに企画書を作れたかというと、そうではないようです。
コンセプトの大切さをしっかりと教えてくれた上司の方がいたり、口頭だけはでうまく説明できないときに、ひたすら資料を作って説明をしていたそうです。多い時は週に1本企画書をつくるのを1年以上続けた時期もあったみたい。
そんな努力の積み重ねで今があるんですね。恩恵に預からせてもらい、本当に有難い限りです。
最後に企画書づくり上達のコツを聞いてみた
企画書づくりの上達には、慣れが重要そうです。明日からすぐにできる魔法のようなコツは、当たり前ですがありませんw
使えるかどうかは置いておき、何か小さいことでも思いついたら企画書におこしてみる。この繰り返しが大事なんだそう。(見た目はそんなに頑張らなくていい)
というのも、企画書が溜まってくると、過去に作ったもののフレームを応用して新しい企画をたてることができるそうなんです。そうやって、企画を立てること自体が早くなっていくんですね。
まずは「頭の中のカオスなアイデアを1日でぱっと企画書にまとめることができること」を目指して、明日から頑張っていこうと思います。
企画書づくりで悩んでいる皆さん、共に頑張りましょう・・・!!