在る声
【6REs project /水彩画のご紹介】
▼6REs projectとは
教育や子どもたちに関わる方の、“今”感じておられることを聴き取り、経験を深掘り、お話を描き留めます。そして、その方が今必要としているものや大切にされている「コア」として受け取ったものを、後日水彩画に落とし込んでお渡ししています。
▼タイトル
「在る声」
▼アートコンセプト
「細胞」
▼解説
Mさんが一貫して大切にしていることは「子どもたちが突き動かされるもの」「本当の思い」「その純粋性」だと感じました。
その中でも「今」のMさんが大切にしたいことは「言葉にならないけれど内に在る声」。その声にもっと寄り添いたいんだ!という気持ちを受け取りました。
「細胞」をコンセプトにした理由は、「見えないけれど、あなたの核にあるもの」を表現したかったからです。描いているのは「細胞核」と「細胞壁」です。
「細胞核」・・・中心にあるもの、司令塔、成長や修復・再生の役割
「細胞壁」・・・変化を受容する、支える・守る役割
があるそうです。
子どもたちは、日々たくさんの刺激を受けながら、のびのび行動したい欲求と社会との間でバランスをとっています。環境によって、どれだけ自分の内に在るものを安心して出せるかが変わってきます。
核の部分は、「自由さ」を感じる地球の色で、動き出しそうな模様を描いてみました。
核を守り、外の刺激を受容する細胞壁の部分は、包み込むような柔らかさと傷つきやすい繊細さを感じる色合いで円形状に描いてみました。
細胞壁として描きましたが、表出された核を自分以外の誰かに受けとめてもらい、大切にされている(輪の中にある)様にも見えてきました。
この核にあるものがイキイキと表出できるきっかけ・環境を作ることができる場に歩んでいかれるMさんが立ち返る絵として、「在る声」というタイトルをつけました。
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子どもも大人も心の内に在る声
言葉だけではこぼれ落ちてしまうものを丁寧に拾うこと
私も大切にしたいことです🌿
Mさんありがとうございました✨
#6REsproject
#水彩画
#想いの可視化