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我流人間の基本知らず。
noteライターのみなさんは、ブラインドタッチで流れるようにタイピングなさっているのだろうか。
画面から目を離さず、喋る速さで文章を編んでいらっしゃるのでしょうか。
私は、ホームポジションもろくに守らないヤクザな出鱈目タイピンガーとして、何十年もやってきてしまった。
キーボードとモニタを半々に見るような感じだ。
しかし、ブラインドタッチは、正しく身につけるべき技術の第一位だと、近ごろ頓に痛感する。
いまはyoutubeに、ブラインドタッチの身につけ方を教えてくれる優れた動画が多数あがっていて、おかげで私もこのところ、だいぶスマートにタイピングできるようになった。
このような技術習得系の動画に無数に触れられるというのは、まさにこの時代の恩恵だ。
思えば、色々なことを我流で身につけては、その矯正にあとあと苦労するということが種々ある。
最右翼は、箸の持ち方、使い方だろうか。
坐り方や歩き方など、姿勢に関することも矯正に苦労する人が多いようだ。
食べ方や、走り方なども、本当は理想とされる形を子供の頃に教えるべきなのかも知れない。
私は結構な強豪校で陸上を中学・高校と続けたが、走り方を教わったことは考えてみれば一度もなかった。
今どきなら普通の部活でも、走る際の力の伝え方などを科学的なアプローチで教えたりしているのだろうか。
大人になって会社で働くようになってからは、書類の分類や収納、管理法を教えるシステムや資格がアメリカにはあると聞いて、生産性を科学するその風土をとても羨ましく思った覚えがある。
教わったからと云って、なんでもその通りにする必要はないが、何事によらず「正調」というべきスタイルを教わっておくことは決して無駄にはならないだろう。
ガジェットやアプリなどは習うより慣れろで、臆さずどんどん触ればいいと思うが、クルマの運転のように、時間をかけて丁寧に正しい操作法やスタイルを身につけるというのも、大事だと思う。
何でもかんでも見様見真似で、悪い癖ごと身につけてしまうというのは、そのことを通じての喜びの神髄に触れられない、ということにもなるではないか。
お金というもののことや、コミュニケーション技法なども、基本的な知識を子どもの内から体系的に教えるがことが必要だと思うし、願わくばそれをこれからでも、子どものように学びたい。