不登校児の親〜ストレスがなくなる学校教師との付き合い方のコツ〜
こんにちは😊
こちらの記事は下記の記事の続きとなっておりますので、先にこちらをお読みください。
前回の記事でも書きましたが、不登校の親でいることは常に悩みが尽きないと思います。家庭内では安定していても、学校とのやりとりに非常にストレスを感じていた私が自然に身につけた、学校側との付き合い方のコツをお伝えしたいと思います。あくまで個人の考えですので、ご参考になさってくだされば幸いです。
初めは抵抗
前回の記事の通り、長男の担任教師は言葉がきついタイプ、寄り添わないタイプの方で、私とは合わないことはわかっていました。やりとりの中で、下に見られているということを感じることが多く、どうしてもおかしいと思う時には抵抗したりしていました。笑 どんな時に抵抗していたかというと、例えば、
教:前も言いましたけど〜
というのが、担任教師の口癖でした。これを食い気味に言われるわけです。いつかTVでやっていた、人を怒らせる話し方でも挙げられていたかな?と思いますが、悩んでいて、本来頼りにしたい人からこれを言われると腹立ちますよ〜笑
前に言っていたかもしれませんが、私の意見が違った場合に歩み寄りはないのですか?と思うわけです。これは何回か言われた時に、キッパリと
親:前もおっしゃったかもしれませんがその時とは状況が変わっている訳なので、聞いてもらっても良いですか?
と伝えました。それ以降同じ言い方はされなくなりました。
うちは夫婦とも甘いので、無理矢理行かせるようなことはできません。
担任教師と校長との面談の際に、こんなことも言ったりしました。校長は担任教師よりは柔和で優しく、歩み寄るような姿勢も見せてくれました。それでも、学校に来て欲しいという姿勢でしたので、怒り口調ではなく、きちんと家庭の方針をお伝えしました。
学校に教師に期待をしないこと
これは、こうして欲しいという親の願いを学校や教師に求めないということ。私の場合は、こんな言い方をしないでほしいとか、学校に来い来いと言わないでほしいとか、そんな期待が常にあったということに気が付きました。
学校も教師もそれぞれの考えや良心の元、ベストだと思う行動をしているので、こちらから期待をしないということ。人は期待をした瞬間から、怒りや落胆や焦りを感じると思います。それよりも、子供の幸せ、安心に集中をすることが大切だと思います。これは、担任教師に全く期待をしなくなってから本当に楽になったので、おすすめな考え方です。みんな大変なんだな〜頑張ってるな〜さてうちはどうしようか!ってな具合に考えるとグッドです😊
学校に教師に執着しないこと
期待と似てしまうかもしれませんが、不登校の親仲間と集まると皆学校や教師にめちゃくちゃ執着していると感じます。(めっちゃ嫌な感じですよね。すみません。)例えば、教師にこんなことを言ってやったとか。教師にこんな本を貸してみたとか。教師にこんなことを言われてクレームを入れただとか。
私も初めは、学校教育がおかしいと思って、学校を変えなきゃとか考えたりしたこともありますが、それってとっても大変なことだし、難しいし、不登校の不安定になっているお子さんを抱えながら・・・無理ですよね?余計なストレスや負担となって、共倒れになりかねません。執着を捨てるには、知識をつけることがいちばん近道かと思います。執着は不安から来ると思います、人は知らないことに対して不安を感じます。その分野において、周りの人よりも10倍多くの情報に触れて勉強して、自信を持つと、自然と執着しなくなります。自分の知識に自信を持てるようになるんです。すると、(それぞれゴールは違うと思いますが)不登校であっても、学校に行かなくても大丈夫だということが分かります。この時に、自分でその結論に達することが大切だと思います。誰かに言われた言葉だと、自分の心では信じていないため、少しのことでブレてしまうし、また執着して安心しようとしてしまうからです。
勉強したり、本を読んだりというのはめんどくさいし、避けてしまいがちですが、実は一番の近道ではないかなと思います。図書館なら無料ですし❤︎
諦めて、手放すこと
諦めて、手放す。人は変えられません。それは学校の教師も、お子さんも。人をコントロールすることはできません。諦めて。どうしてこんな先生なの?学校なの?という不満を手放すんです。そうすると、じゃあどうしよっか?という考えができるようになります。
我が家の場合には、学校以外に居場所を探したこと、そして見つけたこと。そして今、長男はニッコニコ笑顔で、オルタナティブスクールに通って、自信を取り戻し、心から楽しんでいるように見えます。
子供は初めから、期待も執着もしていなかったことに気づかされます。
大人だけがそれらをしていたのです。
学校・教師に感謝ができるようになった
こんな考えをしていると、学校や教師にも感謝の気持ちが芽生えてきます。これは実は初めは、感謝しているふりだったのですが、いつの間にか感謝できている自分に気が付き驚きました。感謝しているふりをしていた理由は、教師と喧嘩をしたり、対立をしても決して良いことはないと思ったからです。思ってもいないことは言いませんでしたが、自分をへり下り、先生を立てるというようなことも心がけていました。やはり先生も人間ですから、自分を敵対してくるような親の子供に愛を持って対応はしてくれないと思いますからね。
そして親が変わると、不思議と教師や学校も変わりました。まず、無理に学校に来させてくださいということは言われなくなりました。そして、初めは難色を示していた外部のスクールに関しても理解を示してくださるようになり、今では出席扱いとしてくれています。(オルタナティブスクールの先生が毎月レポートを提出してくださります。これにも感謝です。)
そして校長先生も、休み時間に将棋がしたいというちょうなんに付き合い、忙しい中、将棋の相手をしてくださっています。これは純粋に感謝です。
そんなわけで、学校と教師に対して感謝をし始めると、不思議なことに長男も学校を嫌と言わなくなり、今では週3日全く嫌がることなく、教室に登校しています。
親が変わったら、学校が教師が子供が変わった!!
こんな成功体験をさせてもらい、今では不登校になってくれてよかったと本気で思っています。笑
不登校をネガティブなものとしてとらえずに、チャンスと捉えて、親は自己成長のチャンス!子供は自己表現・自分の居場所を見つけるチャンス!というポジティブなものとして捉えることができればもう不登校は悩みではなくなります。ご家庭により、期間や背景はマチマチかと思います。こんなことはもうやっているよ!という方も多いかもしれません。それでも、自分自身が信念を持って、継続することで、必ず、家族の関係・人生が好転すると思います。
少しでも多くの親御さんに届きますように❤︎
常日頃から待受画面にしている武田双雲さんのインスタグラムを見てみてください。人生が楽になるメッセージがたくさんですよ😊
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?