雪が降る町
ぼっちとかリア充とかケーキを食べるか食べないとかトリを食べるとか食べないとか半額だとかなんだとか。
寒いのに浮かれた街の空気を肌で感じるからこそ感じざるを得ないからかな。
アクセサリー屋とか花屋とかKFCとかにめっちゃ並ぶ皆という「数が視覚として目に入る」からかな。
やっぱりやっぱり街の中で耳に入ってくるクリスマスソングメドレーの力も大きいよな。
でもやっぱりこの空気は嫌いじゃない。
いかがお過ごしでしたか。ですか。
誕生日やクリスマスの度にLineギフトでプレゼントをくれる友人で女優が居て、
誕生日やクリスマスの度にLineギフトでこちらからプレゼントを贈る同士でライバルが居る。
友人は家族を連れて大好きな夢と魔法の国へ行くらしく、
同士でライバルは娘の素敵すぎる日に立ち会ったらしい。
もう本当にうれしくてとても幸せなクリスマスとなりました。
しばらく会えていないんだけれど、
なぜかここ何年もクリスマスに（それ以外でも連絡は来るが）
「アタシはこの時期に明石家サンタを観るのが一番の楽しみなのっ」
っていうお姐様も居て。
「なぜ?!」と、思うが、ああテレビ世代というか、小粋な姐さんのその俗な言動がすごい好きだ。
だから「あ、わたしも」と返して以来（※ほんとは観てないけどだからちゃんと観るようにする※）、毎年その時間に連絡が来る。
今年はリアルタイムじゃなく連絡が来た。
「今日あるの?!」
時間を伝えたんだけど、いざその時間に連絡してみると返事はなく、後から「不覚にも寝てたわ!」って、めっちゃ笑った。年齢柄心配もある､が、笑いすぎてツッコみすぎて涙出た。
この2日間が過ぎるともうあっという間に来年ですね。笑ろてまう。
走り抜けましょね。
＊
ホーリーでハレルヤなクリスマスソングを聴いて、しんみり、じぃん。
と、同時に、
「え、甲斐バンドの安奈は?! とか 長渕は?! ユニコーンは?!」 ともふと思うの、嫌ですね、泥臭。古。世代でもないのに笑
（仕事で邦楽のクリスマスソング（若い人向けじゃないやつ）をとにかく集めなあかん、というのがあった時期のせい）
ユニコーンはクリスマス（だけ）じゃなく年末ソングか。
最後のフレーズいいですね。
雪、降るかな。
◆◆
【略歴や自己紹介など】
構成作家/ライター/エッセイスト、
Momoこと中村桃子（桃花舞台）と申します。
旅芝居（大衆演劇）や、
今はストリップ🦋♥とストリップ劇場に魅了される物書きです。
普段はラジオ番組構成や資料やCM書き、
各種文章やキャッチコピーなど、やっています。
劇場が好き。人間に興味が尽きません。
舞台鑑賞（歌舞伎、ミュージカル、新感線、小劇場、演芸、プロレス）と、
学生時代の劇団活動（作・演出/制作/役者）、
本を読むことと書くことで生きてきました。
某劇団の音楽監督、
亡き関西の喜劇作家、
大阪を愛するエッセイストに師事し、
大阪の制作会社兼広告代理店勤務を経て、フリー。
lifeworkたる原稿企画（書籍化）２本を進め中。
その顔見世と筋トレを兼ねての1日1色々note「桃花舞台」を更新中。
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