旅芝居のepoch maker
彼のつくるものが好きかと言われると正直そうではない。
(まだ)ちょっと(いい意味でも悪い意味でも)幼いな、と思うことやところが私的に多々あります。
でもね、いろんな舞台や映画やそれ以外やいろんなものに
たくさんたくさん触れて学ぼう取り入れようとしているのがめちゃめちゃ伝わるのです。
そしてその触れて学んで取り入れてたそれは私的にはいろんな意味で幼いとは思うけれど
今の時代と今の旅芝居のお客さんにはめっちゃめちゃめちゃ合っていて
とても素敵やな、と思うのです。
子供の頃から、デキる弟と比較され、今、こうなった彼。
こんなに芸名が体を表す役者は居ない、まさに美麗、血の滲む努力と気持ちの美麗。
私は、彼はこれからの旅芝居のepoch makerであり、
旅芝居の歴史に名を残す役者だとほんまに思っています。
次はどんなことをやってどんなすげーもんを作り出してくれるのか。ほんま、眩しいなあ。
3月20日、朝日劇場にて。「南條隆とスーパー兄弟」、総座長・龍美麗の粉雪。
ねえ。ほんとに。「孤独を分け合う事が出来たのかい?」やな。眩しかったよ。
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