『東京ノスタルジック百景』を読み考えた 残すこと伝えることかかわること
ドキリとした。
「ここもまた、詳細は省くが、存在が困難な状況になってきている。
「さびしいですね」と、ふとこちらがつぶやくと、社長がすぐさま一言。
「じゃあニイチャンが、普段からもっと飲みに来てくれたらよかったじゃないかよ(笑)」」
(『東京ノスタルジック百景 失われつつある昭和の風景を探しに』・フリート横田・世界文化社・008「神田小路」篇より)
消えてしまってからでは遅い。
「じゃあなんでもっと足をはこばなかった?」
引退する役者をラストの一か月観続けた時に業界に対