結う・包む・食べる/『宙ごはん』というやさしい物語📖に
素敵な本に出会いました。
『宙ごはん』
生きることに不器用な、でも懸命な、愛しい皆の物語です。
勿体なくて一気に読みきるのが嫌で、1章ずつ1章ずつ、大事に、何日もかけて読みました。
最後まで読みきるのも嫌になり、最後に近づけば近づくほどゆっくり読みました。
そうしたかったのです。そういう話でした。
作者は前年度本屋大賞受賞者の町田そのこさん。
受賞作『52ヘルツのクジラたち』を読まれた方も多いのではないかなあ。
一貫したthemeとして「当たり前じゃない家族像(の肯定)」や