40代女性が知っておきたい基礎知識:更年期とは?
こんにちは。元運動嫌いのぽっちゃりトレーナー真紀です。
私のジムは、女性専用で40代50代が7割以上のため、レッスンの時に閉経のことやホットフラッシュ、めまい、物忘れのことなど気軽に話せる環境です。
ただ、日々の生活が忙しい中で、様々な症状は出てくるけど「歳かな。。」と諦めたり、病院に行くほどでもない微妙な症状で「なんとなく不調」として我慢してしまうこともあります。
ただ、最近ではメディアでも更年期の話を取り上げたり自由に話をできるようになり、また医療や研究もめざましく進化しています。
40代50代に自分たちの体や心が大きく変化することを知っておくことで、漠然ととした不安を解消して、予防や対策をとることができます。
健康は、全ての土台。自由で楽しく幸せな40代以降を軽やかに過ごせるような情報を発信していきますね!
この記事では、40代以上の女性に向けて、更年期の基礎知識、主な症状、そして気になる更年期障害との違い、簡単にできるセルフチェック方法についてわかりやすく解説します。正しい知識を身につけて、心穏やかに更年期を乗り越えましょう!
目次
更年期とは?
更年期の主な症状
更年期障害との違い
更年期のセルフチェック方法
1. 更年期とは?
更年期とは、閉経を挟んだ前後5年ずつ、計10年間のことを指します。日本人女性の平均閉経年齢は約50歳と言われているため、一般的には45歳から55歳頃が更年期にあたります。
この時期は、卵巣機能が徐々に低下し、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌量が大きく減少します。このホルモンバランスの急激な変化によって、心身にさまざまな不調が現れるのです。
ただし、更年期の始まりや期間には個人差があります。40代前半から症状が出る人もいれば、50代後半まで特に何も感じない人もいます。
2. 更年期の主な症状
更年期に現れる症状は実に多岐にわたり、人によって症状の出方や程度も異なります。代表的な症状は以下の通りです。
身体的な症状
ホットフラッシュ(ほてり、のぼせ、発汗): 突然、顔や上半身が熱くなり、汗が噴き出すように出る。
動悸、息切れ
頭痛、めまい、耳鳴り
肩こり、腰痛、関節痛
疲れやすい、だるい
冷え
しびれ
頻尿、尿漏れ
皮膚の乾燥、かゆみ
太りやすくなる
精神的な症状
イライラする、怒りっぽくなる
不安感、憂うつ感
集中力や記憶力の低下
不眠
やる気が出ない
これらの症状は、単独で現れることもあれば、複数の症状が同時に起こることもあります。また、日によって症状の強さが変わることも多く、「今日は調子がいいな」と思っていたら、翌日には「やっぱりつらい…」と感じることも珍しくありません。
3. 更年期障害との違い
更年期に現れる症状は、日常生活に支障をきたすほど強く、深刻な場合があります。これを**「更年期障害」**と呼びます。
更年期症状は、誰にでも起こりうる自然な変化の一部です。一方、更年期障害は、その症状が特に重く、日常生活に支障をきたし、治療が必要となる状態です。
例えば、ホットフラッシュがひどくて夜眠れない、イライラがひどくて家族や同僚と衝突してしまう、うつ症状がひどくて仕事や家事が手につかない、などの場合は更年期障害の可能性があります。
症状が辛く、日常生活に支障が出ている場合は、我慢せずに婦人科や更年期外来を受診し、適切な治療を受けましょう。
4. 更年期のセルフチェック方法
自分が更年期かどうか気になる方は、以下の簡単なセルフチェックを試してみてください。
あくまでも目安ですが、合計点数が高いほど更年期症状が強く出ている可能性があります。気になる症状がある場合は、医療機関に相談することをお勧めします。
更年期は女性なら誰でも経験する時期です。不安や不調を感じることもあるかもしれませんが、一人で悩まず、正しい知識を身につけ、必要に応じて医療機関を頼ることも大切です。
この時期を前向きに捉え、心身ともに健やかに過ごせるよう、自分に合った対策を見つけていきましょう!