ペットフード、2023年も値上げラッシュ|ペット
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2023年に入っても、物の値上げラッシュは収まらず…
ペットフードも然り。
昨年の夏、多くのペットフードメーカーが大幅な値上げを行いましたが、2023年も10~20%の再度の値上げを行うメーカーが多くあります。
大きなメーカーだと「ロイヤルカナン」。
ロイヤルカナンはワンちゃんネコちゃんとも普通食、療法食を使っている方が多いので、再度の大幅値上げは多くのオーナーさんにとって堪えそうです。
昨年4月に9~16%の値上げを行いましたが、さらに2月出荷分から10~19%の値上げになります。
以前、ペットフード販売の仕事をしていたころ、一番売れていたのはロイヤルカナンでした。動物病院が勧めるから使う人が多いのですが、超小型犬~超大型犬までラインナップが豊富なのも理由なのでしょう。
ロイヤルカナンのような最大手が値上げすると、多くのメーカーも値上げになると思いますので、今後どこまで値上げが続くのか恐ろしいです。
手作りご飯のススメ
ペットフードがどんなに値上がりしても、ペットは絶対にご飯を食べて行かなければなければなりません。
海外製から国産のフードに切り替えても、残念ながら国産のペットフードも原材料費、燃料費などの高騰とともに値上げせざるを得ない状況です。
手作りご飯に興味を持っている人は、思い切ってこの機会に切り替えてみるのもいいと思います。
アレルギーを持っている
お腹が弱い(下痢・便秘を繰り返すなど)
皮膚が弱い、痒がる、赤みがある
太りやすい
上記のようなお悩みが一番多いのではないかと思います。
このような症状を引き起こしている原因の多くは「胃腸の乱れ」です。
ドライフードは食べてから胃の中に4、5時間くらいあり、その間ずっと消化液が出ているので、消化器官はずっと動いてます。1日2食の場合、ずっと消化器官は動きっぱなしになります。
手作りご飯は、米はお粥状にして野菜や豆類などは細かく消化しやすいように調理してあげれば、無理せず消化でき、胃の中にあるのは1時間くらいなので消化器官への負担は軽く済みます。
胃腸が乱れていると、吸収する土台がしっかり出来ていないため体に栄養が届きません。荒れた土地にいくら種を蒔いても育たないということです。
手作りご飯はすでに出来上がっているペットフードから見れば手間はかかりますが、ドライフードにトッピングから始めると入りやすいと思います。
基本は作り置き
私の場合、週末にまとめて作って作り置きしてます。
毎日の食事は温めるだけ。味付けなどもいらないので、基本は切って煮るだけです。
ペットが食べてはいけない食材は知っていただいたうえで、季節ごとに旬の食材を選んで使えば体にも良く、しかも安く買うことができます。
何を食べさせたら良いのかわからない方が多く、なかなか手作りご飯に踏み出せない方も多いのではないかと思います。
食べさせてはいけない食材や、現在アレルギー反応を起こしてしまう食材は初めは避け食材を選んで行きます。
【ある日の煌明のご飯】
・基本のお粥:白米、ハトムギ、黒豆、小豆、舞茸、しめじ、小松菜、かぼちゃ、にんじん
・お肉・魚類:豚肉
これ、毎食作っていたら大変ですが、作り置きなら大変さも軽減されます。
今まで煌明はアレルギーでお肉類のほとんどが食べられなかったですが、胃腸が整ったら食べてもアレルギー反応が出なくなり食べられるようになりました。
私が参考にしているオムニア自然療法ペットクリニックの動画ですhttps://youtu.be/RtGzTJ1Z4OQ
安価なペットフードへの切り替えはちょっと待って!
ペットフードの高騰で安価なものに変えようかと考えている方も多いのではないかと思います。
ホームセンターやドラッグストアなどで販売されている2キロで1000円弱の安いペットフードは、当然のことながら安い原材料を使用しており、主原料は穀物類が多く、お肉などは匂い付け程度でほとんど入っていません。
そして一番の問題は「添加物が多いこと」です。
人間用に使用出来ないような粗悪な肉や副産物(内蔵、骨、歯、くちばし、蹄、血液、羽、毛など)を使っている場合、効果が強めな添加物を使用しなくては品質が保てないのです。
酸化防止剤などはBHA、BHT、見た目をよくするための着色料(亜硝酸ナトリウム)など使用量が制限されているものが使用されているものが多いです。
ペットフードをお使いになるなら、現在使っているものより質を落とさず、パッケージに記載されている原材料表をよく見てから決めてください。
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