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『がんばる』は呪いのことば[2024.11.02]

つい最近まで、がんばれるっていいことだと思っていました。

負けず嫌いで白黒思考で完璧主義な傾向があると、きっちりとできたことで満足感や達成感が得られ、そのためなら結構がんばれたりしたものです。

そんなことを言っておきながら、ときどき心がポキッて折れてしまってなにかもいやになったりすることもあったりしますけどね。

なんなら、それでもがんばれたり努力できる自分のことが好きだったかもしれない。

ですがそれって、がんばっていないと自分を認められない劣等感がそうさせているのだと知って愕然としています。

がんばることで人に認められようとしている承認欲求の塊が根っこにあるんだと気づかされました。

劣等感がそうさせていて、自己肯定感の低さが、がむしゃらにがんばってしまう理由だった。そういわれると、腑に落ちることがあります。

ものごとを勝ち負けで判断したり、白黒と二元論で片づけてしまう考え方そのものが自己評価の低さを現わしているのだというのです。

肩の力を抜いて、自分らしくいられることが大事。不完全な自分を受け入れて、おおらかな気持ちでいられるように心がけたい。

もちろん、心からやりたいと思うことで成長するのが理想ですが、たまには自分を休ませてあげることも大事なことだと学びました。

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