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感情を表現する『腸』の存在

noteに感情を吐露することで、歪な自分の心と向きあったり、思考を整理したりと、近ごろ書くことで得られる効用を実感しています。

正直言って、自分の内面と向きあうことは結構ハードなことだし、みっともないこともいっぱいあるんだけど、書くことで、実はとても癒されています。

なんなら負の感情の解像度を上げてから、自分が感じていたことをきちんと的確な言葉を使って理解できるようになった気がしています。

たぶん、からんでいた糸をていねいにほぐしていくような作業に近いかもしれません。

それは、怒りなのか、痛みなのか、妬みなのか、執着なのか、憧れなのか、劣等感なのかやっかみなのかもしれないし、負の感情をほっとかずに向きあい、つぶさに観察していくことは、私がわたしを理解していくことに欠かせないことだとわかりました。

感情をより細かく表現できたらどれだけ、心は軽くなれるんだろう。

取りつかれた私が行きついた果てに気づいたことは、昔の人は心の在処を『腹』にあると考えていたように思います。

いわゆる『腸』のことなんですが、腸と感情は密接に関連していて、第2の脳ともいわれています。
ですので、感情や行動を現わす言葉に『腸=腹』が使われいるのがよくわかります。

【例】
◆腹が立つ
◆腹を割って話す
◆腹黒い
◆はらわたが煮えくり返る
◆腹に据えかねる
◆腹をくくる
◆太っ腹
◆腹の虫がおさまらない
◆断腸の思い
◆腑に落ちる→→→腸は五臓六腑の六腑の一つ

びっくりするくらい怒りや負の感情が多いんだけど、こんなにも豊かに感情を表せるなら、もどかしさも感じなくてすむんじゃないんだろか。

腸と怒りの感情が結びついている理由は見つけられませんでしたが、自分の感情にしっくり合う言葉が見つけられるとモヤモヤしたものが少しは整理できるような気がしています。

自分の感情にぴったりハマる言葉が見つかれば、心は軽くなるはず。

ほかにも思い当たる言葉があれば、ぜひコメントで教えてほしいです。
コレクションしてみようと思っています。

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