【1歳9ヵ月】どうやってココメロン(youtube)の呪縛を解いたか。
絶賛イヤイヤ期に突入した1歳10ヵ月の息子。
・洋服を脱ぎたくない。洋服を着たくない。
・スプーンで食べたい。食べたくない。
・パンやぽんせんを千切ろうもんなら大癇癪。
・お腹が空いたら自分をコントロールできずに冷蔵庫の前に張り付きながらこの世の終わりのように泣き叫ぶ。何かを与えないと次に行けない。
↓
大泣き
↓
物をサッカーのスローイングのように投げる。ご飯もピッチャー振りかぶって投げる。
↓
それでも収まらないときは噛もうとしてくる
の、もう典型的な教科書のようなイヤイヤ期です。しかも、今まで一度も保育園へ送り届ける時に手こずらなかったのですが、最近は保育園の外まで「ママーーーーぁぁぁぁ」と泣き叫ぶ声がするので、うぅと心を痛めながら保育園を後にしています。
そして、そのイヤイヤ期の中でも一番大変だったのが、うっかり見てしまったココメロンの呪縛から解き放つこと、でした。
ひどい時は朝起きたらぶっ続けで流れるココメロンyoutubeの決まったシーンを見せろと大騒ぎ。そのシーンのブームは日によって異なり当てるのが一苦労。一番のブームはThe wheels on the bus(1日10回くらい)で、ここ最近はABCで、先週はtwinkle twinkle little starのように、正解を当てるまで許してくれず、あーない!あーない!(息子のイヤイヤの言い方)と泣き続ける。そして、保育園から帰って来たらこれまた真っ先にTVを指さして、「これーーー!これーーー!」と大泣き。見せないとご飯も食べず、物を投げたりと散々だったのでちょっとだけ見せる→止めると怒る→ご飯を食べないの悪循環で、ど、どうしよう…とかなり悩んでおりました。
更に悩んだのは、TVを見ている時の息子の表情。脳波が止まっているような、一点をボーっと見つめて生気がなく、声をかけても無反応な様子でだんだん怖くなりまして、そんな時に目にしたこの記事。そして、調べれば調べるほど、1歳のTV視聴は発達に影響する論文や記事が出ている事実。
あぁ、もう駄目だ。完全に中毒になっちゃった息子。前よりも切れやすくなっているのはイヤイヤ期なのかココメロンの影響かと落ち込み…
よし!!!育児書でも推奨の2歳(海外だと5歳という説もある)まではTVは見せない!TVを隠そう!
が、その前にとりあえずなんとなーくダメもとで一旦布で覆ってみて、まさかこれでTVを見ないなんて言わないよね、とあはは~そんな馬鹿な~と夫と話しながら迎えた夜。保育園から帰ってきた息子。はいはい、泣き叫ぶでしょうと思ったら
「これーーー!これーー!」とTVを指ささない。
むむむ。まさか、たまたまでしょ?と思ったが翌朝はまた昔のように一人で絵本を読んで、絵を書いて、レゴをする爽やかモーニングベイベーに戻ってる。いやいやまさかね、保育園から戻ってきたらまたココメロンでしょと思っていても、これまた絵を書いたり、お気に入りのレジのおもちゃで遊んだり、BRIOの電車に集中したり穏やかに過ごしている。+通常運転のイヤイヤ期。
皆様!!!灯台下暗し!!!!TVを布で隠してください!!!!!黒くてでっかい四角をTVと認識しているようで、隠したら認識してません!!!!!
そもそも息子がTVを見始めたのは、言葉を喋らないから楽しいかなとピングーからスタートし、電車が好きなので機関車トーマスを見せて。そして、いないいないばあっ!が0-2歳向けだと知り、更にこの記事を読み(いないいないばあっ!の制作誕生秘話 - https://www.nhk.or.jp/bunken-blog/400/480784.html)、はぁーなんて素敵な番組なんだと見始めたから。そして、
夫「息子が保育園でThe wheels on the busをお気に入りで踊るらしいYO!」
私「へぇーーそうなんだ!可愛いね!youtubeにあるべ、見るべ、見るべ」
と、TVでyoutubeを開始しちゃった軽い気持ちから。バカバカ!!!
ココメロンが悪いと言っていません。良いコンテンツだと思うし、実際に息子は歌を歌うようになりましたので、適正年齢になったらかなと。TVやyoutubeは見始めさせるのは簡単でも、止めさせるのは至難の業。これから一生動画コンテンツと付き合っていく世代に生まれた息子の宿命だけど、その時代に親にもなった我々の宿命でもあるだなと自覚した、そして大変懲りた一連の流れでした。ある日息子が布の後ろの黒い四角に気づいたら、もうその時はTVは処分。息子が我慢するなら親も一緒に我慢しなきゃね。
因みにマーケティングの世界で息子はα世代と呼ばれ、2010年から2024年頃に生まれた世代に入ります。既にテレビゲームや外で遊ぶことよりも動画視聴が好きと言われ、とにかく親の課題はいかに人間の本能をキープさせたままの子育てができるかだなと日々考えています。(木登り、土さわり、魚に触れる、とか)
最後に、息子が大好きなぽんせんはこちら。ほぼ無味ですが、ほんのりお米本来の甘さとうーーすらの塩分。量も多いので外出時のおやつ代わりにと、そして最近は朝はこれと納豆卵焼きしか食べないと決めているようなので、親としては楽だと割り切っていつも常備しています。ビオセボンにもありますよ!