スペインの卵事情 生卵は食べられる?
生卵は食べられるのか問題について、先日話題になったから調べてみた。
卵かけご飯は 日本でもほとんど食べたことがない。
でもティラミスを作る時に生卵を使っているから、どうなのかなと思った次第です。
◾️そもそも
日本の卵は生で食べることも想定
スペインの卵は加熱調理が大前提
で取り扱われているため、出荷前の殺菌消毒が全然違うらしい。スペインの安い卵はむしろ洗浄すらされてないから 殻に羽や糞が付いているのが当たり前。食中毒の原因サルモネラ菌も生きたまま殻に付いている状態。
◾️保存環境(冷蔵/常温)
スペインの卵は常温
日本の卵は冷蔵
日本は鮮度キープに余念がない
◾️味の違い
スペインの卵は日本の卵に比べて、卵黄の色が薄く味が淡白。卵かけご飯にしても薄そう。
◾️生食できる卵の見分け方の噂
スペインの卵にある印字で、はじめが「0」のものは生食できる、と噂されている。
ほんと?
◾️数字(0〜3)は主に飼育環境を示す
3・・・工場内のケージで飼育 (約A4サイズ/1羽)
2・・・工場内で放し飼い (最大12平方メートルを歩き回れる)
1・・・上記のような工場飼育もされるが放牧時間もある
0・・・工場と放牧、さらに餌が有機農産物
調べたら洗浄消毒の決まりでは無いことが分かった
ちなみに数字の次の英字 ESはespañol(エスパニョール=スペイン産)
◾️市場の卵は食べられる噂
市場の肉屋さんに売っている卵は食べられる?
店員さんに「生で食べられるか」訪ねてみて「食べられる」と言われたら大丈夫?
→食べられるかもしれないけど、スペイン人は悪意なく適当なことを言う(その人がこうだと思うことをまるで常識のように言う)から不安。消毒の決まりが無いだけに不安。
◾️個人的な結論
結局のところ、数字は関係なかった。
私がよく買う卵は「2」だったりするけど、黄身も比較的色が濃いめだし膨らんでいて鮮度も良さげ。
だから大切なのは、ひとつ割ってみて鮮度を自分で確認して、食卓に出す卵の殻を洗剤をつけてしっかり洗うことだと思う。
あと基本が生食用じゃ無いことを自覚して臨む。
ちなみにサルモネラ菌に感染すると、
吐き気
腹痛
38℃前後の発熱
下痢
幼児・老人の場合は稀に死に至ることも。←!!息子が危ない!
ティラミスを作る時には必ず卵を洗おうと決意。
(割った後に手は洗ってたけど、卵自体を洗うことにする)
参考
スペインプレス 卵の殻に印刷されているコードに関して
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