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ペーパーレス化が進むのはいいのだが…。

郵便の料金を値上げしたが、それが利益として反映されるどころか売上が下がってしまった話

いつもなら数円単位で上がっていた郵便料金が一気に20円ほど変わってしまい、多くの封書を取り扱う企業などはかなりの痛手となってしまった

個人レベルだとさほどハガキや封書を出すことが少ないため、20円ほど上がったとしても、さほど困ることはないが、企業となると数百枚または数千枚というような大量にハガキや封書を出すため、そのコストがかなり上がってしまう

そうなると仕方なしにハガキや封書を出し続けるわけはなく、最近ではメールなどに置き換える企業が増えている

郵便の値上げによって、デジタル化がかなり進んでいくという、いいような悪いようなことが起きている

郵便にとっては、まさかここまで売上が減ってしまうとは思っていなかっただろうし、起業家からすると、ある程度は仕方がないと思っていたが、ここまでの値上げをされると郵便料金を馬鹿にできないとして、ペーパーレス化に踏み切ったのであろう

特定のハガキや封書はクロネコや佐川急便が配達できないということがまだまだ残っているため、もっと自由に配達ができるような形をして、競争力を高めなければますます郵便事業は衰退してしまう

値上げだけでなく、幅広くサービスの向上をしていくことで、利益を生み出していかなければならないが、民営化しているようなしていないような郵便では、もともとの民間会社には負けてしまうのかもしれない

ここが踏ん張りどころではないかと思う

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