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#292 減らない眠り事故
トラックドライバー居眠り運転があとをたたない
本人に責任があると言われてしまえばそれまでだが、果たして責任は本人だけだのだろうか
先日の居眠り事故では、18時間もの間運転をし続けていた
また、高速代を浮かすために、時折一般道路を走行していた
高速道路と一般道路を乗り降りすることでさらに疲労が増す
案の定眠気が襲ってきて、大きな事故につながった
眠気が襲ってきたのは、目的地のすぐ手前のところであった
あと少しなので眠気を我慢して走行したそうだ
私の肌感覚だが、ドライバーの賃金が安いことと労働環境が劣悪であることが原因の1つと考えられる
そのため、高速料金を浮かさなければならない羽目になり、労働時間も長くなってしまう
途中で休憩を取るように定められてはいるが、一般道を走ることで移動時間がかさみ、それを補うために休憩をしていないと考えられる
いろいろな面から問題があり、それが明るみになるまでこのようなことが行われていた
適切な管理をする必要がある
報道などでよくトラックドライバーの労働環境について問題視されている
他の業種でも人手不足は深刻だが、トラックドライバーに関しては特に深刻である
そのため1人の労働時間を長くすることにより少ない人数でも回せるようにしている
そこに声をあげないドライバーの原因として挙げられる事は、労働時間を短くすれば、それだけ給料が減らされてしまうことである
労働時間と労働賃金の2方向からトラックドライバーへの支援と改善が求められる