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顧客とどんな話をすれば良い?
仕事柄、「営業のコツ」について、
聞かれることが多いです。
ですが、大抵の場合。
すぐに成果の出るものを求められるんです。
すぐに使える実践的なものは、
確かに存在します。
ですが、それを活かすも殺すも、
全ては本人次第。
どんなに有効な手段も、
それを正しく扱えるマインドや、
本人の根気がないことには、決してうまくはいかないんです。
と言うものの、
知っておいて損することではありません。
テーマは「顧客と話すこと 」です。
1.顧客とどんな話をすれば良いのか分からない
これもよく頂く質問です。
売れない営業マン時代の私は、
まさしくこの悩みを抱えていました。
どんな話をすれば、
顧客が商品に関心を持ってくれるか。
うまくいかなかった頃の私は、
いつもそんなことを考えていたんです。
結論から言うと。
顧客はこちらの話には、
全く関心がありません 。
では、どうすれば良いのか?
2.「何を話すか」ではなく「何を聴くか」
これこそが重要であると、
私はクライアントさんにお伝えしています。
うまくいかなかった頃の私は、
セールストークを必死に磨いていました。
おかげで話はうまくなったと言われましたが、
売上には繋がりませんでした。
上述した通り。
顧客は売り手の話には、
興味はないんです。
では、顧客の関心事は何なのか。
3.『自分にどんな良いことがあるの?』
顧客の関心事は、この一点のみです。
だから、顧客から聞き出すことは。
今現在、どんな悩みや課題を抱えているか。
その悩みの解決策が、イコール「良いこと」です。
例えば以下のような流れで顧客の課題を聞き出します。
・1年後、どうなっているのが理想的か
・現状はその理想に対して、10点満点中何点ほどか
・何点あれ満足か/何があれば、その点数になるのか
いきなり「あなたの悩みは何ですか」なんて聞いても、 答えてくれる人は少ないでしょう。
ですが、上記のような流れなら。
自然と相手のことを聴き出せます。
後はその悩みや叶えたいことに、自分の商材を合わせた提案をする。
すると、高確率で話を聴いてくれます。
今まで他人事だった話が、自分事になったからです。
上記を参考にしてもよし、自分なりのやり方でもよし。
ぜひ「顧客の課題を聴き出すこと」を、 普段から意識してください。