時間はかかるけど、失敗や恥はやがてネタになるから大丈夫。
教典 271 「時間はかかるけど、失敗や恥はやがてネタになるから大丈夫」
『恥の多い生涯を送ってきました』
作家、太宰治。人間失格の冒頭。
有名な言葉ですね。
45年生きてきた私も、どちらかというと
やってることの8割が失敗と恥の多い人生だったような気がします。
私は、自分でいうのもなんですが、ポンコツなくせに、プライドだけは高くてね。
おかげで、まぁ、ひきずる。ひきずる。
そんな私が、失敗や恥から立ち直るには、自分を正当化するしかありませんでした。
10代の頃は悲惨でね。
田舎だったということもあるのかもしれないけど、
同級生たちは、私の失敗や恥ずかしいことを平気で突っついてきました。
私だけじゃありません。
誰かが、失敗や先生に叱られても、まるで、それが趣味なのか?ごとく突っつく。
だから、
失敗しないように。恥をかかないように。
しようと思えば思うほど、
失敗する。恥をかく。
ん?
よく自殺しなかった?
理由は、やっぱり『田舎』だったからですね。
田舎の景色が私を救ってくれました。
大人になってからも、
私がやりたいことの、ほとんどが
失敗
しました。
さすがに、大人になってからは、それを誰かが突っつくようなことはありませんでしたが、失敗したことの9割が、親やだんなに反対されて、それでも突っ走って失敗したものばかりでした。
だから、失敗した時は、親やだんなから
「ほれみろ」とは言われませんでしたが、
自分では、そう思われてるような気がしましたね。
失敗や、恥って、自分が感じることじゃないですか?
だから、人からみれば、大したことじゃなくても、本人にとっては、顔から火が出るくらい恥ずかしいってあるじゃないですか。
大人になってからの私は、これの連続だったと思います。
で
よく、これって『ネタ』になるやん。って思うけど、
恥かいた直後に、これを笑い話や、ネタにできるって、
よほどのメンタルか、実は、そこまで恥ずかしいと思ってないかだと思うんです。
恥かいた時って、やっぱり
落ち込みますよ。
凹みますよ。
ほんまに、消えたいくらいですよ。
それを、その場で
ガハハハ。やっちまった!
なんて、ネガティブ思考の陰キャの私には、それこそ恥ずかしくてとても無理です!
しかも、さっきも言ったように、
私の場合、かなりひきずります。。
やっちまったもんは、しょうがないとわかってても
ひきずるもんはひきずるんじゃい!
まぁ、40過ぎたあたりから、体力とともに、なにかもすぐしんどくなってきて、
ひきずりたくても、ひきずるのさえしんどくなってきて、
どーでもいい
と思えるように、若い頃よりかはなってきましたけどね。
なので、いつまでも、ひきずるって、若い証拠なんですよ(苦笑)
40歳過ぎたらね、なにもかも疲れて、思考すらもどーでもいいというか、めんどくさくなって、『寝よ』ってなりますから^^;
そうはいっても、若い人は、失敗したり、恥かいて、ひきずってる人もいるでしょう。
なんなら、消えてしまいたい。
死んでしまいたい。
と思ってるでしょう。
周りがいくら
そんなことくらいで。とか
大丈夫だよ。とか
タイトルにも書いてるように
ネタになるから大丈夫
って言ったところで、あんまり響かないと思う。
ひきずるもんはひきずるからね。
だから、私から言えることは
気持ちわかるけど、それで本当に消えてしまったり、死んでしまうのはもったいないよ。
って言いたいです。
それと、
命はコンティニューできないんだよ!
ってことです。
よく、生まれ変わるっていうことを本気で信じてる人もいるかもしれないけど、可能性はゼロじゃないかもしれないけど、限りなくゼロだよ。
たとえ生まれ変わったとして、生まれ変わった人生がバラ色の人生なんて、どうしてわかるの?
っていうか、その前に、地球が滅亡してたらどうするの?
っていうか、失敗や恥のない人生が、豊かで幸せな人生だと思う?
太宰治は、恥の多い人生だったから、人間失格という作品が書けたんじゃないの?
それがいいか悪いかとかではなく、
恥をかこうが、失敗しようが、
人生に無駄はない!
んだよ。
ここから先は
¥ 100
Amazonギフトカード5,000円分が当たる
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?