【本】「とりあえずお湯わかせ」

柚木麻子さんの「とりあえずお湯沸かせ」読了。

柚木さんの作品を知らぬまま、読み始めたけれどなかなか面白い。
パワフルで繊細な方。同じ女性として元気をもらえた!

イメージをつける前に読み切りたかったんだけど、どうしても気になって途中で柚木さんを調べてみると、なんと「伊藤くんA to E」や「BUTTER」、「ランチのあっこちゃん」を書かれた方!読んだことないけど知ってるぞ。
柚木さんのエッセイを読んで、より読んでみたくなった。

世の中のニュースに怒っている姿、それを発信している姿って純粋に凄いなと思った。
今ってさ、何言っても誰かが批判してくるじゃん。すごく表現しづらい世の中だと思う。
それでも果敢に悲しいことは悲しい、怖いことは怖いと発信してくれるのは同じ女性としてすごく心強い。

ベビーカーを蹴られたり、バーのマスターに怒鳴られたりっていう経験を書かれてて、すごく怖かっただろうなって。
「女性が幸せそうにしてて何が悪い」って書かれている章は特に考えさせられた。

小説家の方ってパワフルな方が多いのかな。物書くだけでもすごいのに、日常生活もやってることパワフルすぎる。笑
蘇という存在を最近知った私は、蘇を作ったことがあるってエピソードはたまげた。

それから、ともさかりえのアメブロも読みにいった。エッセイを読み、そこで知った興味深いものをさらに読みに行って世界が広がる感じ、とても好き。

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