日常の感動が好き、大きな出来事よりもずっと

たぶん私、日常の中の感動が好き。
ささいでちっぽけな美しさに幸せを感じる。
旅行とか、色々計画して動くのは、楽しいけどちょっと疲れちゃう時もある。時々の「旅行」が一番。いくら楽しくても毎日だとぶっ倒れちゃうやん？

そんなことを考えていたら、「ハレとケ」という言葉が思い浮かぶ。

ハレとケとは、柳田國男によって見出された、時間論をともなう日本人の伝統的な世界観のひとつ。

民俗学や文化人類学において「ハレとケ」という場合、ハレ（晴れ、霽れ）は儀礼や祭、年中行事などの「非日常」、ケ（褻）は普段の生活である「日常」を表している。

ハレの場においては、衣食住や振る舞い、言葉遣いなどを、ケとは画然と区別した。

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いつも特別な日「ハレの日」だと、ちょっとなんか違う。すぐに電池が切れてしまいそう。

案外、ハレにはエネルギーが必要で。ハレはその都度「選択」の機会が多い。

それに比べて、ケは日常を淡々とこなし、ルーティンのように自動的に行動できることも多い気がする。

こんな話を聞いたことがある。
毎日、着る洋服を一定のものに決めている、という社長の話だ。そうすることで、余計な選択を減らし、脳を疲れさせずに済むそうだ。人間は、1日に何千回もの選択をしているらしい。

話は逸れたが、とにかく日常のちっちゃなことに感動できる私でいたい。それだけの余裕と余白を兼ね備え、豊かな毎日を過ごしていきたい、これからも。