【イベントレポート】NHKだけの限界。報道機関の新しい在り方を描く「地域スタジオ」構想。
こんにちは!
Setouchi Startups株式会社スタッフ兼、ももスタコミュニティマネージャーの中藤寛人です!
本日は、2024年6月29日に8bitNews代表の堀潤氏にお越しいただき開催されたイベント、「NHKだけの限界。報道機関の新しい在り方を描く『地域スタジオ』構想」についてのイベントレポートを担当させていただきます。
「このイベントに参加をしたかったけど参加できなかった…!」という方にもお届けできるような、そんな記事にまとめておりますので、ぜひお読みいただけますと幸いです!
こちらの記事を読んで「ももスタでのイベント、楽しそうだな…!」と感じられた方は、ぜひ以下よりももスタの最新イベント情報をご覧ください!
それでは早速、イベントレポートをどうぞ!
(イベントの最後には、8bitNewsさんとしての初出しの重大発表もあっただとか…??)
パート1) 堀潤氏によるお話
「パレスチナの現状のお話」
「NHKだけの限界。報道機関の新しい在り方を描く『地域スタジオ』構想」
このタイトルで開催をされた当イベントは、「パレスチナの現状のお話」からスタートしました。
🔻帰国直後の堀潤氏によるレポート映像はこちら
(こちらの3日後に、ももスタにご登壇いただきました。)
・選挙権を求める民衆の「声」
・全世界の親は、誰もが子どもの無事な帰りを願っているんだという「声」
・「ジャーナリストとして子ども達に、世界にメッセージを届ける方法を教えてあげてくれ!」と訴えかける「声」
これらはどれも、確かにこの世界に存在する「声」で。
レポーターである私自身、民主主義や平和について、いつの間にか深く考え込んでいる自身に気がつく様な、そんな時間を過ごしました。
「パレスチナのお話」と 「地域スタジオ」とのつながり
8bitNewsさんは、岡山駅前の表町エリアに地域スタジオ : 「瀬戸内グローバルスタジオ」を構えています。
ここからは、これまでの「パレスチナのお話」と「地域スタジオのお話」がどのようにつながるのかに迫っていきます。
堀潤氏がお話をされた「パレスチナのお話」は、まさに堀潤氏がジャーナリストとして現地に行ったからこそ「世界に発信された声」であり、日本にいる私たちにまで「届いた声」でした。
これは日本でも同じだそうです。
例えば災害時、困りごとの声をメディアに載せて発信できる地域と、全く取り上げられず何も発信できない地域がある。
例えば産業界では、大企業であれば新しい商品をリリースすると同時にそれがニュースになったりするが、スタートアップ企業の取り組みはメディアに取り上げられづらかったりする。
これがメディアの今だからこそ、市民が発信したいことをより気軽に普段から、そのままに発信できるスタジオを「地域の拠点」としてつくりたい。
そしてただ市民がスタジオで発信をして終わりなのではなく、そこから彼ら彼女らの声が、例えばテレビや新聞、ラジオなど、現行のマスメディアにも取り上げられていくような、そんなスタジオをつくりたい。
そんな想いでつくられた「瀬戸内グローバルスタジオ」では、実際に多様な番組が市民の手によってつくられ始めています。
他にも、「地域に根ざしたクリエイター番組」や「商店街の方々による番組」など、次々と素敵な番組が市民の手によって世界に発信をされ始めています。
番組「セトフラ」では実際に「Forbes JAPAN」さんと提携もしており、番組でお話をしたことがForbes JAPANさんの手によってさらに全国に発信をされていく…というカタチも整っており、まさにただ市民がスタジオで発信をして終わりではないスタジオが体現されています。
当イベントの冒頭に、堀潤氏から参加者へ質問がありました。
この問いにまさに真摯に向き合っている存在こそ、堀潤氏、そして8bitNewsさんであると、レポーターである私自身感じました。
パート2) Setouchi Startups ✖️ 堀潤氏 の対談
Setouchi Startups ✖️ 堀潤氏 の対談セッションは、セトフラ誕生秘話を中心に終始なごかやなムードで進行していきました。
この対談の中で生まれた「ニュースの資産性」に関するお話がとても興味深かったので、このレポートではそちらをお届けをします。
今この瞬間の情報が、今この瞬間に生きるかはわからない。
この前提を、堀潤氏は大切にしているとのことでした。
ニュースにはアーカイブ性がある。
今この瞬間の声が、今この瞬間の世界に共感を生まないこともある。
だけど、今この瞬間のニュースが、未来で共感を生むこともある。
だから、今この瞬間の声を大切にし続けたい。
この今という声は、今しかここに、未来に残していけないものだから。
…素敵なお話を伺えて私自身とても幸せでしたし、今この瞬間の「自身の声」をより大切にして発信していこうと感じられる、そんな温かな時間になりました。
このイベントで初出し!8bitNewsさんの重大発表
そしてこのイベントの最後には、8bitNewsさんの重大発表がありました。
これまで東京に本店を構えていた8bitNewsさんは、岡山に本店を移されたことをここに発表しました。
堀潤氏、そして8bitNewsさんがここ瀬戸内、岡山から紡いでいく未来にわくわくでいっぱいですし、この取り組みはローカルメディア史に残る出来事になると私自身確信をしています!
ここ岡山に8bitNewsさんの地域スタジオが存在していることに、私自身本当に喜びを感じています!
さいごに
いかがでしたでしょうか?
以上が、8bitNews代表の堀潤氏にお越しいただき開催されたイベント、「NHKだけの限界。報道機関の新しい在り方を描く『地域スタジオ』構想」についてのイベントレポートになります!
ももスタでは、ほかにも魅力的なイベントをたくさん行っています。
こちらの記事を読んで「ももスタでのイベント、楽しそうだな…!」と感じられた方は、ももスタの最新イベント情報をご覧の上、ぜひお気軽にイベントにご参加ください!
あなたのお越しをお待ちしております!
それではまた、お会いしましょう!!
ももスタについて
これまでにない新しい事業や社会課題の解決にビジネスとして取り組む未来の起業家の育成や、ビジネスプランの成長支援を目的としたスタートアップの支援拠点です。
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セトフラについて
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Setouchi Startupsについて
ももスタにてコミュニティマネージャー業務を担う、瀬戸内エリアにのみ投資するという制約と誓約を背負った独立系VC。
「瀬戸内」の概念の拡張と、スタートアップ/アトツギに積極的に投資を行っています。
以下はSetouchi Startupsとしてのおすすめ記事になっておりますので、ぜひお読みいただけますと嬉しいです!