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赤ちゃんの寝室だけは節電しないで!

暑い日が続きますね!
大人にとってもつらい暑さですが、赤ちゃんにとっては命の危険につながることも。
赤ちゃんのいるご家庭は、涼しくしてくださいね!



■ 「暑い」は赤ちゃんの大敵!

朝日新聞(6月27日)の記事を読みましたか?

子どもは体重あたりの体表面積が大きく、外気温の影響を受けやすい。大人の3~5倍の速度で体温が上昇すると言われています。

朝日新聞(6月27日)

小児科医の坂本昌彦先生が熱中症についてお話ししている記事です。
熱中症についてはみなさん怖さをしっているから、赤ちゃんのいるご家庭は暑さ対策に気を配っていると思います。

去年の夏、私も1歳の息子と徒歩10分の子ども広場に行ったのですが、家で36.6℃だった体温が到着時には38℃超え!
体温チェックにひっかかって中に入れてもらえず、あせってぶんぶん振って冷ましました。。。

赤ちゃんは体温調節機能が未熟なこともあり、外気温の影響を受けやすくてすぐに体温があがるんですよね~。
どんなに冷却グッズを持ち歩いても暑すぎる、、、日本の夏!

起きているときだけでなく、睡眠中も赤ちゃんの体温管理は重要です。
睡眠中に突然亡くなる病気(SIDS:乳幼児突然死症候群)の原因の一つとして、熱が体にこもる「うつ熱」が考えられています。

暑さは命取りになるので、とにかく涼しくしてください!


■ 夏こそ涼しい寝室づくり

赤ちゃんの寝室はどのくらい涼しくしていますか?
ここでは赤ちゃんにとって快適な寝室づくりについてお伝えします。

1.寝室の温度と湿度は?

温度は20℃~22℃、湿度は40~60%
温度と湿度は必ずベビーベッドの付近で測りましょう。

日光が入りやすい部屋だと朝方や日中は室温が上昇しやすいので、気をつけましょう。

大人にとっては肌寒いかもしれませんが、この環境は快眠につながります!
寒い場合は、風邪をひかないように長袖パジャマを着たり、ブランケットを使って自分で調整しましょう。

2.寝るときの服装は?

肌着+パジャマ+スリーパーでOKです。
低月齢なら、肌着2枚+おくるみで大丈夫です。

素材は天然素材(綿など)にしましょう。
綿は通気性がよく、汗を吸収するので、シーツの素材としてもおすすめです。

3.その他にできることは?

赤ちゃんにぐっすり寝てもらうための寝室づくりについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。
大人もぐっすり眠れますよ。
まずは実践してみましょう!


■ 手足が冷たいけど大丈夫?

赤ちゃんの手足は冷たくても大丈夫◎

心配になるのはわかりますが、判断するところは手足じゃないんです!
おなかや背中を触って確認してみてください。
ここが冷えているようなら寒すぎる可能性があります。

逆に、汗をかいている場合は暑すぎるので、室温を1℃下げるか、一枚薄着にしましょう。
頭に汗をかきやすい子もいるので、ここも見極めポイントです!

赤ちゃんは体温調節機能が未熟なので、手足が冷たくなりやすくなっています。
まだまだ大人と違うところがたくさんあります。
大人の常識=赤ちゃんの常識と思い込まないでください。


今日のぐっすりねんねポイント
 赤ちゃんの寝室の温度は20℃~22℃、湿度は40~60%。寝るときの服装は肌着+パジャマ+スリーパー。


参考文献
 『ママと赤ちゃんのぐっすり本』 愛波 文著


  • 赤ちゃん及び保育者(ママ、パパ)に関して不安や心配がある場合は、医師等の専門家に相談しましょう。

  • 本記事の内容については注意を払って記載していますが、アドバイスを実行する際は読者の方の判断で行ってください。


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