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89. This is a Mandate これは(国民のトランプに対する)負託なんです

 お正月明け、ボンジーノ・ショーは昨年放送分の総集編を放送した。
まず昨年11月6日放送分が、ネット・ニュースの同時視聴者数が、NBC 619K人に続いて、ボンジーノ・ショーは515K人と、全米ネットワーク会社に迫る勢いだった。ボンジーノ氏は、”これも全て視聴のみなさんのおかげです。みなさんは、ボンジーノ・アーミー(軍団)です!”と誇らしげに語った。

さらに、 CNN選挙特番「トランプ勝利予想を受けての討論」(2024/11/6 12:36) を紹介した。

この討論では、これまで何がなんでも反トランプ一色だった左翼筆頭メディアのCNNでさえ、”これまでの自分達の論評は間違えだった”、と表明する論者が出てきたのだ。

わずか1分15秒の話で、”CNNの論者の発言”として歴史に残るかもしれない、それほど重要な話だと思う。以下全文と拙訳を載せることにした。 表題スクリーン・ショットの向かって右端のスコット・ジェニングス氏の発言。番組初めから約19分後で、短い話なので、ぜひ一度聞いてみて頂きたい。

“This is a mandate. He's won the national popular vote for the first time since, for a Republican for the first time since 2004. This is a big deal. This isn't backing into the office. This is a mandate to do what you said you were going to do. Get the economy working again for regular working-class Americans. Fix immigration. Try to get crime under control. Try to reduce the chaos in the world. This is a mandate from the American people to do that.

これは“負託“です。彼(トランプ)は、2004年以来、共和党として初めて全国得票率でも勝ったのです。これは大変な事です。ただ事務所(ホワイトハウス)に戻る、という事ではない。”これをする“と言っていた事を実際に実行しなければならない負託なんです。普通の労働者のアメリカ人のために、経済を元に戻すという事です。移民(問題)を解決するという事です。犯罪を抑制するという事です。世界のカオスを落ち着かせるという事です。これはアメリカの民衆がそういうことをしろ、という負託なんです。

スコット・ジェニングス氏(CNN) ”これは(国民の)トランプ大統領に対する負託なんです”

I think I'm interpreting the results tonight as the revenge of just the regular old working-class American, the anonymous American who has been crushed, insulted, and condescended to. They're not garbage. They're not Nazis. They're just regular people who get up and go to work every day and are trying to make a better life for their kids, and they feel like they have been told to just shut up when they have complained about the things that are hurting them in their own lives. I also feel like this election, as we sit here and pour over this tonight, is something of an indictment of the political information complex.”

今夜の結果(2024年大統領選)は、ごく普通の、昔ながらの労働者であるアメリカ人、彼らは名もなくこれまで抑えつけられ、馬鹿にされ、見下されてきた人々だが、による復讐だと考えます。彼らは”ごみ“ではない。彼らは”ナチ“ではない。彼らはただ普通の人々で、毎朝起きて仕事に行き、彼らの子供たちのためにもっと豊かな暮らしを追い求めているだけなのに、彼ら自身の人生に害を与えることがらについて苦情を言うと、黙らせられてきた、そういう人々なんです。私はまたこの選挙は、我々が今夜ここ(スタジオ)に座り議論してきたように、(我々が提供してきた)政治情報の固定観念に対する告発だと感じました。

“I mean, we've been sitting around here for the last couple of weeks, and the story that was portrayed was not true. I told you you did something special last night. There are a bunch of people out there who really hate your guts. I'm sorry to tell you that. Are they going to engage in a moment of self-reflection today about the strategy of calling Americans garbage and deplorables, fascists and Nazis? The short answer, folks, I doubt it. But you know what? As I've told you over and over, there's only one way to defeat collectivists whose only goal is hierarchy. They don't care about hypocrisy. They care about hierarchy.” From The Dan Bongino Show: Reprise: Best Episode Of 2024, Jan 2, 2025 

つまり、我々が過去数週間ここに座り、予想したストーリーは事実ではなかった(トランプは負けるとの予想)。私は、視聴者のみなさんに、昨夜何か特別な事をした、と話ました。確かに、こうした民衆のガッツを本当に忌み嫌っていた大勢の人々(リベラル派、民主党派のこと)がそこには(投票所)いました。この事を伝えるのは残念です。しかし、これまでアメリカ人を“ゴミ“、”惨めな人“、”ファシスト“、そして”ナチ“、と呼でいた戦略が、今日は自分達自身に跳ね返ってきた瞬間に向き合えるのでしょうか?みなさん、短く答えると、そうはならないと思います。でも分かりますか?視聴者のみなさんに繰り返し伝えてきたように、目指すところが階級社会でしかない集産主義者(ソビエト式共産主義者)たちを打ち負かすにはたった一つの方法しかない。彼ら(共産主義者)は偽善には関心がなく、(自分自身の)階級だけなのです。

この発言を聞き、私はハリス大統領候補(当時)が、”学生はみんな愚か者だ”、とつい本音(?)を言っていた事を思い出した。自分の国の若者を”愚か者”呼ばわりする指導者がどこにいるのだろうか?そんな指導者を誰が望むのだろうか?無論、”選民思想”に浸りきったエリート達だけだろう。

このジェニングス氏が指摘したように、ごく普通の人々(ordinary people)は、まず自分達の暮らしをなんとかしろ、と言っているのだ。自分達が選んだ訳でもないエリート官僚達に、”ああしろ、こうしろ”、と言われる筋合いではないし、”税金をふんだくって”、その使い方は衆愚には分からないから、”すべて正しい”自分達が用途を決めてバラまくのだ、などやって欲しいわけではないのだ。お金の使い方は自分達が決めるのだ。税金は、国防や公共事業、そして災害被害者や退役軍人、さらに真面目に仕事をしている公務員の為に使って欲しいのだ。碌に災害被害者への救済をせず、なぜウクライナとかアフリカ諸国に資金援助なんかしているのだ?なぜ武器を貸しているのだ?

なぜ勝手に国境を開いて、不法移民をどんどん受け入れ、自分達の税金で生活費を支給してきたのだ?学校で教えるべき事柄を勝手に捻じ曲げ、トランス・ジェンダーを勧めるような授業をするのだ?なぜ素直な子供たちにCRT(Critical Race Theory)などで洗脳してきたのだ?

そうやってアメリカの文化、歴史、習慣を破壊し、アメリカという国を否定しようとするのだ?私達はアメリカを愛しているし、これからも、アメリカはアメリカであって欲しいと願っているのだ。

もういい加減、自分達の都合で、私たちを振り回すのは辞めてくれ!という、アメリカの普通の人々の叫びが、今回の大統領選の結果だったと、私は考える。

一方、いつになったら我が国もこうした普通の人々が立ち上がり、左翼政治に強烈に"否”を突き付ける日がくるのだろうか?これは何かの本で読んだ事だが、その昔、韓半島南部の貿易商は、我々の祖孫について、こう言い伝えしていたらしい。”日本人は2回までは簡単に騙せる。しかし3回目に騙そうとしたら、日本刀を抜き殺される。その後、日本人は腹を切って自決するだろう。” むろん、みんながみんなそれほどお人よしではなかった、と思うが、そういう日本人貿易商(?)もいたのかも知れない。

現政府は我々をだまそうとしている、と私は考える。

裏金問題で責任を取るため、と称して、旧安倍派の自民党議員を切り捨てた。さらには、共産党の資金源と目される”赤い羽根”に募金した。誰がそんなパフォーマンスを頼んだのだろうか?仮に募金するとしたら、まだ復興が進んでいない北陸や、反日左翼活動家が扇動している”処理水”問題で、完全には復活できていない東北地方の地場産業支援、等々のために使うべきではないだろうか?何が悲しくて共産党に”裏金”を渡すようなことをするのか?

選択的夫婦別姓の法案成立を目指すのは、誰のためなのか?新聞が調査するまでもなく、夫婦が別姓を選択すればその子供たちは、選択ではなく、”強制的に”お父さんかお母さんの姓を選ばなければならなくなる、事は誰が考えても自明の理のはず。レガシー・メディアが報じようが報じまいが、我が国の国民はそこまで自分で考える事ができなくなった、とは私には思えない。少しだけ想像すれば簡単に分かるはず。

なぜ今頃になって再生可能エネルギー、などという詐欺のために、再エネ賦課金を国民に課さなければならないのか?そして中国共産党を設けさえる事をし続けるのか?我が国の貴重な土地を中国資本にいいように買い取られているのか?アメリカでは、中国資本の土地購入を禁止する、場合によっては過去買い取られた土地を強制的に没収しようとすらしているではないか。

しかしそれもこれも、我々国民一人一人が選んだ国会議員によるものだ。アメリカを見習おう!そのため、私は、”私でもできること” たとえ一人だけでも私の記事を読んでくれて、普通のアメリカ人の考えと行動を知る人が出てくれたら、私はコツコツと記事を書いていこう、と思う。残念だが、私には、”私にしかできない事”などないのだから、
 


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