70 Guess what By the way??? つまり、ところで???
私は今日(土曜日)の昼から期日前投票に行くつもりだが、我が国の衆議院選挙は明日投票締め切り。そしてアメリカ大統領選はいよいよ終盤のラストスパート。もし、ハリスが勝ったら、と不安な気持ちを持っても、どうしようもない。
であれば、”侍タイムスリッパー”を思い出そう。高坂新左衛門(山口馬木也氏)だったか、風見恭一郎(冨家ノリマサ氏)だったかが、”我らは一日一日を懸命に生きてきたではないか”、と自分自身を納得させるようにつぶやいた。あのシーンを思い出そう。そして懸命に生き、人生を楽しもう、と思う。そのためには、”笑い”が欲しい。
少し前のRUMBLE(ランブル)のボンジーノ・ショー(米時間の10/14)で、お笑い番組、サテデー・ナイト・ライブに登場したハリス・バイデンのモノマネを思い出して、もう一度見てみた。
ボンジーノ・ショーの開始後14:56後からハリス役が登場。ただし、どちらかというとヒラリー・クリントン似?(顔は)しかし仕草となまりは、たしかにハリスそっくり。"cackle Kamala" めんどりのようにクワックワッと異様な笑い声をあげ、”Joe Biden” を”Jo Bide”と、最近のハリスの”黒人なまり”を真似している。
そして、いよいよ(待ちに待った?)御大バイデンの登場。ヨロヨロと歩き方までそっくりだし、顔というかメイクもバイデンそっくりではないか。私は心底笑えた。
ワクワクしながら演説を待った。いきなり、
う~ん、確かにバイデンはさらに認知症が進み、スピーチにつまると、しょっちゅう "by the way" ところで、と脈絡もなく話を変えるようになった。そして突然、脈絡もなく、マイクにささやくように話始めた。そして最後は、ほぼお約束に近い、xkurhzu xkeuhk sewhkk xxxxx と全く訳の分からない宇宙人語をしゃべりだし、ハリスにスピーチを止められる、とかなりリアルなモノマネを披露してくれた。
これだけ馬鹿にされてはいるが、一つだけバイデンの肩を持ちたい事がある。それは、来日時に、北朝鮮による拉致被害者の家族と面談したとき、バイデンはちゃんと椅子に座り、拉致被害者家族の話をしっかり聞いてくれた事だ。トランプ大統領は、当初は予定されていなかったが椅子に座り、身を乗り出すようにして横田めぐみさんのお母さんの話を聞いてくれた。私は、オバマ大統領が、この拉致被害者との面談で、座りもせずほんの数分で会談を切り上げた事を決して忘れない。
10/22のボンジーノ・ショーから2つのクリップを紹介したい。
まず、拙項#69でも一部を紹介したが、FOXニュース(アメリカの数少ない保守系メディア ただし全ての番組や司会者が保守系とは言い切れないが)でのブレット・ベイヤがハリスにインタビューしたときのビデオクリップ。
番組開始後10:45からの一節から引用する。
そしてハリスのある集会での以下のビデオを紹介している。
ビデオでハリスが、”彼らは馬鹿者だ”、とはっきり発言したレシート(証拠)が残っている。しかしハリスは、”そんな事を言うはずはない”、と自分の発言すら忘れて、あるいは覚えているが意識的無視して、弁明している。
政治家は、”息をするように嘘をつく”、とは言われるが、ここまで疑いようのない証拠があるのに、”どうせメディアは私の見方をする”、と高をくくり180度違う事を主張する。なぜ彼らは自分の発言に責任をもたないのか?我が国の多くの政治家も同じなのだろうが、そういう政治家に投票する我々国民の知識と意識の低さこそが、そうした政治家を生み出す根本的な問題なのだろう。
もう一つのクリップを紹介する。
それは番組ホストのボンジーノ氏のシークレットサービス時代の体験談。私自身、考えさせられた至言だと思う。
番組開始雄11:40からの、ボンジーノ氏の回想。
ボンジーノ氏が米シークレット・サービスで大統領警護に当たっていた時代は、CAT (counter assault team 要人警護担当)とSWAT(special weapon tactics 襲撃担当)は兼任できた。ボンジーノ氏は、スーツ姿ではなく、BDU(Battle Dress Uniform 戦闘服のSWAT) にも憧れ、そのための訓練も受けていた。
しかしCATとSWATを分けることになり、当時の上官からどちらかを選ぶように指示を受けた。以下、その一節の引用。
ボンジーノ氏は、この上司の助言で、”SWATで働きたい”気持ちはあったが、、”SWATで働かなくても、仕事はできる”、しかし”大統領を警護する”事ができなければ仕事をする意欲がなくなる、と確信できた、と回想している。
さらにボンジーノ氏は、この逸話を若い有権者に向けて語り掛けた。”どちらが好きか、良いか”、で判断するのではなく、”どちらが大統領でなくても生活できるか”、と消去法で考えて欲しい。
これこそ、まさに明日に投票を控えた、我が国の衆議院選挙で我々が考えるべき基本スタンスだと私には思えた。
もう一つ、私にとっては元気に出る話。これも少し古いニュースだが、FOXニュースは、国境警備隊の労働組合は全会一致で、トランプ大統領候補支持を表明した、と報じた(米時間 10/17) 以下、アメリカのメキシコ国境からの越境者(ほとんどが不法移民のはず)は、2021年2月から今年8月まで8.3百万人だが、トランプ政権下の2017年2月から2021年1月までは2.4百万人だった、との統計。(トランプ政権下でも、これだけ多数の移民がいたのか、と私は驚いたが)
オバマ大統領で思い出した話を一つ紹介する。
オバマ大統領は、故安倍総理には自分のことを”バラク”と呼ばせず、銀座ではろくに寿司を食べなかった。ちなみに、オバマ大統領の本名は、Barack Hussein Obama バラク・フセイン・オバマ。そうです、かつてのイラク大統領だったSaddam Hussein サダム・フセインと同じファミリー・ネームをミドル・ネームに持つのです。(母系のファミリー・ネームか?) もちろんファミリー・ネームでその人となりを判断はできないのは百も承知だが、多くの人は知らないのではないか。
ベトナムのハノイ市には、”Obama Noodle”、とメニューに書いてある、ラーメン屋さん(ベトナムのフォー)がある。私もローカルのお客さんに連れて行ってもらった。その店(なんのへんてつもないラーメン屋)には、ちゃんとオバマ大統領がフォーを食べている写真を飾っていた。アメリカの有名シェフ Anthony Bourdain (アントニー・ボーデイン?)が連れていき、US$6のフォーを奢ってもらったらしい。
ベトナムでフォーを食べたのに、銀座の寿司は食べないのかよ、と私などはひがみ(?)を感じてしまう。ただしそのフォーには、本来は、なくてはならない、あの独特の、そして好き嫌いのはっきりするパクチーは入れずに食べたみたいだが。
アメリカ民主党について、もう一つの逸話。故安倍総理が就任後初めて靖国に参拝した後、当時のキャロライン・ケネディー駐日大使(ダラスで暗殺されたRFケネディー大統領の娘さん むろん民主党)は、disappointed 残念だ、と発言した。どうも民主党は元から親韓のように思えてならない。
さらに、あのLGBTQ理解増進法という自国(アメリカ)でさえ、法案化されていないものをごり押ししたエマニュエル大使も、もちろん民主党。
そんなアメリカ民主党政権に対してさえ、故安倍総理は、目先のそして己の損得には一切度外視して、ひとえに我が国の国益のためだけに、そして我々の子供たちや孫たちのために、緻密で遠大な外交戦略を展開してきた。
具体的な施策のを100%は支持はできないが、祖父岸信介総理の足跡をたどり、ただただ国益のためにのみ集中し、諸外国をも巻き込み、あの”希望の同盟”という歴史に残る演説したのが、オバマ政権下であった事が、今更だが”奇跡だった”ように私には思える。
昨日読み終えたばかりの”安倍総理のスピーチ” 安倍総理のスピーチライターを務めた谷口智彦氏の名著、をぜひご一読いただきたいと思います。
最後に、風刺のきいたA man of Memes (口コミの男?)氏のXポストを紹介する。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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